前回の回答は、
栗原筑前守平信秀
慶應三年八月日
でした。
特徴:栗原筑前守平信秀は清麿に比較される刀で、その作域は帽子が長く金筋が盛んに働く特徴があります。その作品に比較して表裏に棒樋があり表には龍のり観音表には梵字を彫る。当時、江戸四谷に住んでいた清麿に鍛刀を学び、その筆頭の弟子となった。以前は鏡師であったことも幸いし、刀身彫りを行い、特に精密な刀身彫刻
の基礎となっている。さらに加納夏雄に師事したと言われ明治元年以降の彫りの方法が著しく変わり浅い肉合彫りの作となる。この刀は地刃の出来が見事であり彫り物も信秀の特色がよく示された一口であります。面白いのは清麿は刀身彫りは一歳行わず、信秀は刀身彫りを積極的に行いその技術を誇る部分があります。
いずれにせよ清麿の筆頭の弟子となったのです。 お互いが信頼し合う中であったのかもしれません。
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第845回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和7年5月3日)
刃長:2尺2寸9分(69.4センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴:3個
元幅:3.34センチ
先幅:2.49センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:795 グラム
体配: 身幅が3.34cmと広く重ねが厚く、表裏に反りがあり鋒が大きく伸びた最上級の体配をした作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて肌目がよくみて取れる作品でさらに研磨の技術が良い。刃中の働きがよくでた優れた作品であります。淡い映りが現れる。
刃紋:沸出来、直刃に小足が入り、帽子丸く突き上げ心に小丸に返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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