ご注文番号:AS25492
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:近江守忠吉(六代)
新刀:業物:上々作
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は近江守忠吉としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:54.7センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.06センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.5センチ
刀剣重量:575グラム
時代:江戸時代、寛政頃(1789-1801)
体配:身幅、重ね尋常な作品。反りが適度につき、鋒はやや長くなる。
地鉄:小板目肌よく詰んで精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、直刃。匂口は広く明るく冴える。
特徴:六代目忠吉は五代忠吉の次男として元文元年(1736)に生まれる。
寛政2年6月に近江守を襲名する。作風は五代忠吉と酷似した作品を製作する。
文化12年12月28日に80歳で亡くなる。
拵:
鞘:茶色の漆塗り鞘
鍔:木瓜型赤銅地鍔に龍と波の図を彫り金色絵。
縁頭:赤銅魚子地に龍と波を高彫りする。
鞘:変わり塗り鞘
目貫:馬の図を高彫りし金で色絵を施す。
葵美術より一言:直刃出来で明るく冴える作品です。このような作風は肥前の刀工に多く、その中で最もよく知られた作品は二代の近江大掾藤原忠廣となります。
近江守忠吉は初期には肥前国忠廣と銘を切っておりましたので紛らわしく、特に直刃出来の刃紋はよく似ております。匂口が深く明るく冴えて拵も大変よくできております。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:700,000円













