ご注文番号:AS26160
刀:白鞘入り、拵え付き
銘:豊州住播磨守国俊(正真保証)
文久三年二月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は豊州住播磨守国俊としては上々にランクされる作品です。
鎺:金色絵二重鎺
刃長:70.07センチ
反り:1.66センチ
目釘穴:1個
元幅:3.21センチ
先幅:2.32センチ
重ね:0.74センチ
刀身重量: 895グラム
時代:江戸時代、文久3年
体配:身幅が広く、重ね厚く、反りが深い作品。
地鉄:小板目肌よく錬れた作品です。
刃紋:沸出来、直刃刃紋に金筋がよく働く。帽子乱れ込んで丸く返る。
特徴:豊州住播磨守国俊は白髪筋や金筋が盛んに働き、変化に富んで匂口が深く、柔らかな刃紋となります。変化に富んだ素晴らしい作品です。豊州住播磨守国俊と銘を入れ、自身のある作品と言えます。
拵:
鍔:円形の鉄地鍔に桐の図を透かし彫りする。
縁頭:赤銅魚子地に獅子の図を彫る。
鞘:黒蝋色鞘。
目貫:剣巻龍を高彫りする。
時代背景:文久三年二月日(1863年)は、幕末の動乱期にあたり、多くの名刀が作刀された時期です。特に、この時期は長寿斎綱俊や運寿兼友、鬼晋麿源正俊、平信秀(栗原信秀)などの刀工が活躍しました。この年、京都では徳川家茂が孝明天皇に拝謁し、尊王攘夷の機運が非常に高まっていた時代背景があります。
1863年(文久3年)は、幕末の情勢が大きく変化し、「思想が現実の行動へと移った年」です。それまで尊王攘夷は主に議論や主張の段階にありましたが、この年、各地で実際の武力行動へと発展しました。長州藩は外国船を砲撃し、薩摩藩はイギリスと戦争に突入、京都では政変が起こるなど、日本全体が一気に緊張状態に入ります。
つまり1863年は、「言葉の対立が武力衝突へと変わった年」といえます。
葵美術より一言:豊後の刀で大変珍しい作品です。出来が大変よくできております。白髪筋、金筋がよく入り、一見すると古刀を見る様な風情で是非お勧めしたい見事な作品です。
葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途
オークション開始価格:800,000円













