ご注文番号: AS26050
寸延び短刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:備州長船元重
康安二年三月日
中古刀、上上作、最上大業物、備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備州長船元重としては上々作にランクされる作品です。
刃長:32.6センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.78センチ
重ね:0.49センチ
時代: 南北朝時代。康安2年。(1362年)
体配:身幅やや広く、重ね尋常な平造りの寸延び短刀。表裏に棒樋と添え樋を彫る。
地鉄:板目肌が良く練られて、やや肌立ち、地沸が付き、地景が入る。地に映りが現れる。
差し表の刃区より4cmほどの部分に埋金と思われる部分がある。
刃紋:小沸出来、匂口の深い互の目乱れ、刃中に足盛んに入る。
特徴:長船元重に見る年紀の上限は鎌倉末期の正和5年であり、
以後嘉暦があり、さらに南北朝の貞治に至る。
作風は古伝書に景光や兼光あるいは備中青江物によく似ると記されている長船傍系の刀工で、室町期の『新刊秘伝抄』は、元重の地鉄を評して「すみたる肌もあり、備中太刀のごとし。」、「地色黒めにして地班あり、鍛えの上手なり。」等と述べている。
事実、同工の板目に流れ肌や地班を交えた地鉄には長船正系の見せる精良な肌合いとはやや異なる趣があり、青江物にも通じる渋い味わいを感じさせるものが多い。
本作は貴重な元重の在銘作で、裏銘も残っている大変貴重な作品です。地に若干肌立つ部分と、差し表の刃区より4cmほどの部分に埋金と思われる部分があるが、地金の美しさは抜群で、刃紋も素晴らしい作品です。特別保存刀剣にも合格済みですので、ぜひお勧め致します。
時代背景:康安元年(1361年)細川清氏と楠木正儀らが京都へ侵攻し、一時的に京都を占領する。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
*海外送料別途
オークション開始価格:2,650,000円












