前回の回答は、
無銘(大村加ト)
(切付銘)乾鍛錬極精伝為家宝
藤井徳昭文熈父佩之
でした。
特徴:この作品は滅多に出てこない大村加トの作品です。大村加トは大森左衛門治部と称し、本来外科医で越後高田藩松平光長に仕え、のちに水戸に来て水戸光圀に仕える。その当時越後高田藩にあったという童子切安綱の素晴らしさに惚れ鍛刀製作を始めたという逸話があります。加朴は自ら100口以上作成と書いているが、作品はほとんどなく、当時の時代から人気だったため偽作が多いと言われております。本作は明らかに無銘ではあるが、加朴に鑑定され間違いのない作品と言えます。さらに歴史的にも大変貴重な作品といえます。田野辺先生は大村加朴と鞘書きを行い、刀剣博物館においても同様な判断を下した見事な作品です。
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第879回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和8年1月17日)
刃長:70.8センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:2個
元幅:3.4センチ
先幅:2.18センチ
重ね:0.72センチ
刀剣重量:720グラム
体配:身幅が広く、丸棟となる。切先やや長くなる。
地鉄:肌目がよく見て取れ地景がよく働き、刃中に砂流・金筋がよく働く。
刃紋:帽子のたれて丸く突き上げる。金筋が入り、帽子は掃掛る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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