9月22日 秋の素晴らしい季節となりました。
あれほど煩く鳴いていた蝉が突然の気候変化が続き全く程蝉の鳴 く声を聞く事がありません。 蝉は地中で6年間以上すごし地上にでてから長 くて1月近く生きるそうですが、これから地上に出ようとしていた蝉は寒さの 為に地中で今後1年間寒さをやりこして来年地上にでてくるのかしら。 こんな芸当はで きるんでしょうか?
秋と言えば
かって学校では秋に運道会は開かれておりました最近では学生の進学の為か春 に行われる学校が殆どと聞いております。
朝のひんやりとした清々しい校庭で生徒がうきうきとした姿で徒競争。リレ ー、騎馬戦、棒倒しの競技が行われる様が今でもはっきりと思い出されます。 3等賞迄がそれぞれ賞品を貰え、ノートに1等賞、2等賞、3等賞と印刷され ていたのを思い出されます。 私はどんなに早く走っても3等賞しか貰えず 1等、2等章を獲得した者を羨ましく思ったものです。昨今は虐めを心配して 賞品を出さない様ですがこの方法は間違っていると私は考えます。世の中の公 平さとは何なんでしょうか。
社会に出て熾烈な戦いに曝される私達は。学生時代いや幼稚園時代からそれに慣れて自分自身の 能力を誇りに思う機会を獲得すべきと思います。学校成績が悪くてもリレーに クラスの代表として参加する事で自分自身が誇りを持ち皆から尊敬の念を受け る機会は学校生活を終えて社会にでても役に立つのかも知れません。 一生の 思い出として残ると思うのです。
悪ガキが、クラスの尊敬を一身に受けていた人物やクラスの仲間を運道会で負 かした思いでとして。 その為には運道会で華々しい活躍をした証拠としての 賞品は貴重であろうとかんがえます。 人の能力は各人それぞれです。 彼等 の能力が眠ったままでは勿体ないではありませんか。 社会にでてから自分自 身の能力に早く気が付きその能力を発揮できる様に幼稚園から先生方や親がそ の能力を延ばし、育ててあげなければならないでしょう。 まあ そんな事 を考えながら秋の運道会を考えたりしました。 家で作ってくれたお弁当は特 別で果物や茹でた栗や、茹で卵が当時の最大の御馳走でした。そうそうキャラ メルも、おやつに母親は入れてくれました。
普段学校では脱し粉乳の不味い飲み物とコッペパンが全校生徒の昼食でしたか ら。苦労した時代を経験、体験した事は今になってとてもなつかしく又社会に 出て役にたちました。金持ちの子供達も貧乏人の子供達も一切同じ不味い食事 を食べるというこの時代の給食は現在の贅沢な食事を比較して考えさせるもの があります。
そうそう先生もクラスで同じ食事をされていました。まあ戦後学校給食が始ま ってすぐの時代でしたからね。
先日かっての御客様が当社で購入された刀を持参され年齢も経たので買い戻し て欲しいと持参されました。錆一つなく大切に保存されてきた様子が一目で分 かりました。30年近く経過したとは思えない状態でしたので研磨をされまし たか?とお聞きしたのですが購入して依頼一切研磨を行っていないという事で 頭が下がりました。
さて話はかわりますが
ヨーロッパでは数多くの、主にシリアからの難民が押し寄せております。
ドイツでは1万3000人、フランスでは1万人近くイギリスでも数千人規模で受 け入れる方向で検討されている様です。
受け入れ諸国は人道的な対応として受け入れている様ですが受け入れ国は必要とする人材が 少なく労働者として雇用する必要もあったと考えられます。もしヨーロッパが 不況であったなら大きな国内問題として取り上げられていたかも知れません。 現在の難民は比較的裕福な人々が多く学歴も高い人々であった様で今後押し 寄せる難民は学歴もなくどのように受け入れて行くのか注目が必要です。 日本国内も若者の人口が、少なくなり、能力のある高学歴労働者をどのように 確保するのか近々の問題として考えなければなりません。 日本国内の私に言 わせれば我侭な若い世代の人々と海外から新たにやってくる賃金に目的を絞っ て懸命に働く労働者との比較は国内の職業選択にも大きな開きが出て 来る感じ がいたします。 現在はスマホやインターネットの発達により瞬時に情報が 入る時代となりました。 日本が住み易いらしいという情報が入ればやがて受 け入れ国がなければ、やってくるでしょう。 事実明らかに日本は住みやす い国と言えます。 将来中国、韓国、北朝鮮に突発的な事態が起こり数多く の難民が数十万規模で日本の押し寄せたならばどのように対応するのか今から 受け入れるのか、入れないのかを考えておいた方が良いかもしれません。やが てヨーロッパでは難民入国を拒否する時代がやってくるのは間違いないでしょ う。ヨーロッパから離れた日本は他人事の様に考えていたらある時突然1万人 の難民を受け入れろと国連で討議されるかもしれません。金で解決しようとす れば冷たい目で見られるかもしれません。 今後このシリアからの避難民の数 は激増し世界的な大きな問題に発展し日本はこの問題に目を背ける事は出来な いでしょう。 やがて日本はミックスの国となるでしょうね。
埼玉県で発生したペルー人の日本人殺害事件は言葉の障壁、人種差別
宗教上の問題、貧富、日本に溶け込めない様々な理由と考えられますが今後中 近東からの非難民を受け入れるとすればこのような問題が山積しており解決は 多難であると考えます。自分自身で自分や家族を守る警戒感が必要となるでし ょう。
安保法案が可決しました。 海外派兵が出来るようになりアメリカ政府の要請 に答えた形です。国民の反対をよそに自民党と公明党は強引に通してしまった この法案は日本が自衛隊と称してていた時代(self diffence army)から日本軍 (Japanese army)という呼称になったといえるのです。憲法第9条は戦争放 棄を宣言した法案です。明らかに憲法に違反しているのですから国民がもっと 安全保障に関して理解が進んだ後に憲法を改正する必要があるのかどうかを問い、選挙で決着をつけるべきです。法令を改正する事は国民主権が当然で、自民党と公明党のみで強引に法案 を通した事は将来禍根を残すかもしれません。
戦備拡張が他国からの侵略を防ぐ手立てになるのか、米国との強い結びつきに よって米国の笠の下で日本を守ってくれるのか。 沖縄の基地は沖縄の人々の 犠牲によって半永久的に返還がなされないのか、
中国やロシアからの強行な姿勢を削ぐ抑止力は何なのかを充分討議し日本の進 むべき方向を選択しなければなりません。 一方的に与党の政治力で日本は軍 隊として第一歩を歩きはじめ海外に宣言したといっても過言ではありません。 これからは後方支援とはいえ米軍の下で日本軍は行動せざるをえないので す。 忠実なポチである日本ですから。
かって中近東では日本の中立を高く評価しておりましたが安部さんがイスラエ ルで演説して以来かなり厳しくなり中近東での米軍との戦いによって直接日本 軍(自衛隊)に対して攻撃を仕掛ける事はあるでしょう。
国家間の戦争というのは私達市民が喧嘩をするのと良く似ております。
感情的な縺れ もつれ、宗教対立、領土問題、経済制裁 等等によってトップ の大統領や首相の感情で大きく変化するのです。
過去に戦闘地において戦争がますますエスカレートしていくのは日本が体験し た事です。今回の安全保障が通った事で、もう引き下がる事は出来ません。 一寸した弾みでとんでもない方向に向かわなければいいのですが。
夏の暑さから一変して秋となりました。
お子様を大切に厳しく育てて下さい。 奥様を大切に労って下さい。
御主人様 時には食事でも作って差し上げて下さいね。家族の絆を大切に。
それでは皆様ごきげんよう。
政治を良くする会 ドンキホーテ 鶴田一成