鑑定会 : 第609回


前回の回答は、
大和守吉道作(初代)でした。

特徴:大和守吉道は大阪丹波守吉道の次男で
三品宇左衛門で作品は2代河内国助に良くにた作品を制作するが
大阪丹波守吉道と同様に簾刃を焼く事も有ります。
丹波守吉道と同様の出来の他、吉道独特の虎の尾返りの
交じった丁字乱を完成させ鑑定の見所の一つとなっている。

第609回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年10月03日)
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刃長:74.3センチ
反り:1.6 センチ
目釘穴:1個
元幅:3.59 センチ
先幅:2.45 センチ
重ね:0.8 センチ
刀身重量:1005 グラム
体配:身幅が3.59cmと広く重ね厚く反りやや深く付き
切先が尋常な豪壮な刀で表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が良く付き
細かな地景が入り柔らかな餅を思わせる地鉄に淡い映りを見てとれる。
地景が所々現れ品格のある地鉄と言えます。
刃紋:錵出来直刃に小乱れが交じり帽子丸く返る、

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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