ご注文番号:AS19431
刀:白鞘入り、軍刀拵え付き(保存刀剣)
銘:靖延
昭和十五年六月吉日
昭和:靖国刀
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は靖延としては上々作にランクされる作品です。
ハバキ:素銅地
刃長:68.2センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.00センチ
先幅:1.88
重ね:0.72センチ
刀身重量:685グラム
時代:昭和十五年(1940)
体配:身幅、重ねしっかりとした作品で反りが深く付き、
切先やや延びた体配の良い刀。
地鉄:小板目肌よく詰んで地錵が付き、綺麗な無地風の作品となる。
刃紋:錵出来、直刃に小互の目、小足、鼠足が葉入り、帽子丸く返る。
特徴:村上靖延は山形県出身で本名を円策という。
明治40年(1907)4月24日に生まれ、
昭和8年(1933)12月15日靖光の先手として
靖国神社の日本刀鍛錬会に入会。
昭和14年(1939)1月11日、板垣征四郎陸軍大臣より
刀匠銘靖延を授名する。日本鍛錬会での造刀数約1000振。
昭和14年(1939)2月靖国神社奉納刀、
同年3月後鳥羽院700年祭奉納刀を製作。
昭和19年(1944)12月21日、陸軍兵器行政本部主催
第2回軍刀展覧会会長賞受賞
拵:軍刀拵え
葵美術より一言 :靖延は本名村上円策と称し、山形県の出身で明治40年4月24日に生まれる。
昭和8年12月15日池田靖光の先手として入会。
昭和14年1月11日板垣征四郎陸軍大臣より
刀匠銘 靖延 を授名。
昭和20年8月15日終戦 退会
主な作品としては昭和14年2月靖国神社奉納刀
昭和14年3月後鳥羽院七百年祭奉賛会奉納刀
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:650,000円