日本刀販売、刀剣販売、日本刀の買い取り、委託販売、日本刀オークションの開催

info@aoijapan.jp

営業時間 10:00~18:00 (月曜定休日)

東京都渋谷区代々木1-54-6

お知らせ

鑑定会 : 第832回


前回の回答は、

無銘(兼光)
でした。

特徴:一見すると景光の作品にも見えるが刃中には葉が働き地景が働き帽子は互の目乱れとなり帽子も大きく
景光とは大きく異なる。 兼光が景光の嫡男として生まれ孫左衛門と称する作品は姿の優しい太刀が多く品格のある作品と言えます。
高知藩に職を得、開成館長崎出張所に勤務し貿易に従事、明治2(1869)年には同藩大阪商会に転じた。 廃藩置県に際し藩の事業を引き継ぎ、九十九商会をおこし、後に社名を三菱商会、郵便汽船三菱会社へと改称した。岩崎 弥太郎は、日本の実業家。土佐藩出身で、34歳の時、大阪府大阪市西区の土佐稲荷神社付近で現在の三菱財閥の源流企業である日本郵船を創設した。弟の岩崎弥之助とともに岩崎家の中心的人物である。50歳で病死。弟は三菱財閥2代目の岩崎弥之助。
この 無銘  兼光を。岩崎 弥太郎は保有していました。この 兼光は岩崎 弥太郎の愛刀であったと言われております。
本阿弥長織は明治時代の最も優れた日本刀の鑑定家で信頼の厚い評価の高い人物と言われております。

=========================================

第832回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和7年2月1日)

刃長:70.7 センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.13センチ
先幅2.36センチ
重ね:0.6センチ
刀剣重量:745グラム
体配:身幅が広く重ね尋常となり、
表裏に棒樋を掻き流し、反りのある鋒の長い作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて淡い映りが現れる。
刃紋:沸出来互の目乱れ、匂口が深くつき、
刃中に金筋、砂流がよく入り、帽子乱れ込み掃掛る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

=========================================

回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

=========================================
(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)