鑑定会 : 第721回


前回の回答は、
家助でした。

特徴:家助は初期の長船物である応永備前の代表的な刀工の一人。応永備前の作風は本作のように細身で、
鎌倉時代に近い形態をしている。刃紋は互の目乱が主体でそこに丁字を交えることが多い。家助は一説によると小反物の守景の子とも伝えられる。

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第721回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年12月10日)

刃長:48.9センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:2個
元幅:3.02センチ
重ね:0.7センチ
刀剣重量:440グラム
体配:大変珍しい平作りの作品で表には二筋樋を彫り裏には棒樋の中に剣を彫り上部には梵字を彫る。
地鉄:板目肌の杢目肌が混じり地景が入り肌目がよく見て取れる。地には映りが現れる。
刃紋:沸出来直刃調に足が入る。帽子、乱れこむ。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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