鑑定会 : 第716回


前回の回答は、
無銘(尻縣)でした。

特徴:尻縣派は大和五派のひとつで、他に保昌、手掻、当麻、千手院がおり、それぞれの特色を持ち活躍する。
尻縣は則長を事実上の祖として数代継続した。初期は鎌倉時代中期頃まで遡ると言われており、
大和物としての特色が良く出ております。 
時代の古さはこの長巻と地鉄、刃紋に起因いたします。

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第716回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年11月5日)

刃長:68.9センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.80センチ
先幅:1.70センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量:570グラム
体配:身幅、重ね尋常な反り。適度に付き切先がやや伸びる
地鉄:小板目肌良く練れて柾目肌が混じり次地鉄細かく一見無地に近い
刃紋:小沸出来、刃区より直刃その先海の荒れた波の様子が思われ
物打ち近辺からなを一層激しく波の姿を思いされ尖り心に丸く返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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