鑑定会 : 第712回


前回の回答は、
無銘(重真)でした。

特徴:備前国長船の重真は一説によりと元重の弟とも伝えられ作刀に見られる製作年代は鎌倉時代末期に嘉暦
2年より南北朝期に及び元重同様にこの間に初代と二代があるのではないかと唱える者もいる。その作風はにみる製作
年代は板目に昌がかる肌や地景を交えた鍛えを見せ刃紋は直刃調に互の目が目立ち帽子は尖るなど総じて元重
を思わせる作風となり青江気質を混在させる出来口を示している。

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第712回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年10月8日)

刃長:52.6センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2、46センチ
先幅:1.86センチ
重ね:0.52センチ
刀剣重量 355 グラム
体配:身幅、重ね尋常な反り適度につき切中先の作品で左右に棒樋を彫る
地鉄:小板目肌に小杢目肌が良く交わり淡い写りが現れる。
刃紋:沸出来直刃調に足盛んに働き匂口柔らかくつき帽子、同様な刃紋で丸く返り先、掃きかける。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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