鑑定会 : 第693回


前回の回答は、
無銘(吉岡一文字)でした。

特徴:吉岡一文字派は鎌倉時代末期より福岡一文字に続いて始まり助光、助茂。助次、助義によって代表され南北朝時代にかけて活躍する。 
作風は福岡一文字に似て大模様な華やかな丁子乱れの出来口もみられるが
丁子乱れに互の目乱れが混じり小出来の作品が多い他に直刃調に丁子や互の目乱れが混じる作品。直刃に足が入る穏やかな作品もあります。

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第693回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年5月28日)

刃長:47.27センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:2個
元幅:3.03センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量:470グラム
体配:身幅が長く三つ棟となり重ね厚く表裏に棒樋と梵字を彫り平打ちの脇差で健全な作品
地鉄:小板目肌実に良く詰んで棒映りが明瞭にあらわれております、
刃紋:逆さ丁子乱れが初めから切先まで続き先尖って返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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