鑑定会 : 第596回


前回の回答は、
無銘(大宮) でした。

特徴:前大宮派は長船鍛冶の一派。現在の岡山市上道町大宮で
南北朝時代から室町時代にかけて作刀した。
一説によるとこの派の祖は山城國大宮から移住した國盛であると伝えられるが定かではない。
今日の遺作はほとんどが南北朝時代以降、相伝備前風の作風を示す
盛景、盛継、師景、室町時代の盛重に限定される。
作風はしばしば相州伝の影響を受けた湾れ、あるいは湾れ調の
大乱れの刃紋を焼き沸が付き、地に映りの無いものが多くなったことが
特色として挙げられる。長義一門にもこの傾向が見られる。
本作は大宮派の特色を良くあらわしており、
変化に富んだ刃紋に焼きの深めとなった帽子が
大柄で堂々とした体配に良く映え、同派極めの優品である。

第596回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年7月4日)
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刃長:69.4センチ
反り:1.3センチ
目釘穴: 3個
元幅:2.66センチ
先幅:1.87センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量: 635グラム
体配:身幅、重ね頃合いとなり、反り適度に付き切先が伸びる。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が良く付き、地景が入り
映りが現れ地金に黒味のする作品で柾目が入り肌目が良く見てとれる。
鎬地;板目肌の柾目が入り、大肌が見て取れる。
刃紋:錵出来丁字乱れに互の目乱れが混じり
刃中、砂流し、細かな金筋が働く。
帽子:乱れ込んで先焼き詰風となる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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