鑑定会 : 第594回


前回の回答は、
横山加賀介藤原朝臣祐永
弘化三年八月日 
(菊紋)一備陽長船士
でした。

特徴:横山加賀介藤原朝臣祐永は祐平の次男であったが父の跡を継ぐ。
数多くの刀工を指導し養成した。
横山祐包、祐高、祐芳、祐利等が特に有名である。
富士見西行と云われる作品で刃区より直刃出来の富士山の麓を表しやがて雄大な
富士山を表しその先山の形態を描いて三保の松原に達し更に広がる海を描いた作品で
海を表した上部には空に浮かぶ雲を映りで表した考えられる。
江戸時代末期には多くの刀工が挑戦する。
本作は見事な富士見西行を焼き上げ、流石友成五十七代孫と称する
横山一派の総領としての貫禄ある刀工であります。 
刀身に彫られた樋は調和が良くとれて懸命に制作した当時が偲ばれます。 
無瑕、無欠点の見事な作品です。

第594回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年6月20日)
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刃長:2尺3寸4分(70.9センチ)
反り:4分3厘(1.3センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.16センチ
先幅:2.07センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:685 グラム
体配:身幅が広く重ねやや厚く切先が大きく伸びる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地景が入り、潤いがあって最上級の地金となる。
刃紋:錵出来、刃区より匂口の深い直刃で
その先匂口の深い濤乱刃となり刃中に砂流し
金筋が働き帽子、匂口の深い丸い帽子となる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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