鑑定会 : 第589回


前回の回答は、
無銘 (利恒) (古備前)でした。

特徴: 利恒 古備前は平安時代後期(1184年)の年代の刀工で
古備前正恒の系統で光恒の子と言われている。
比較的身幅が広く地金は詰んだ中に映りが表れ刃紋は通常の
古備前に低い刃紋よりかなり高く乱れた作品が多いと言われております。

第589回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年5月16日)
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刃長:69.8センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:3個
元幅:3.0センチ
先幅:2.4センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量:820グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度に付き
表裏に棒樋を掻き通し切先が大きく伸びる。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が良く付き、奇麗な地金となる。
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れとなり、
足良く働き刃中、砂流し、金筋が働く。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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