鑑定会 : 第587回


前回の回答は、
奥大和守平朝臣元平/亨和二年戌春 でした。

特徴:薩摩は島津家の庇護の元、多くの名工を輩出した。
元平は薩摩新々刀前期を代表する刀工。薩摩の藩工奥元直の子として
延享元年(1744)に生まれた。安永六年(1777)に父を亡くし
家督を相続した。鍛刀は父に学び天明五年(1785)には
「薩藩臣奥元平」と銘を切ることを許された。
寛政元年(1789)十二月に伯き守正幸と同時に受領、
大和守を受領し寛政二年から「奥大和守平朝臣元平」と銘を切っている。
文政九年(1826)七月に八十三歳で没する。
門人に角元興、名古屋の青木元長がいる。
二人の弟、元武、元安も優れた刀工で元平との合作銘の作品を残している。
江戸時代後期には幕府及び薩摩藩が武術を大いに奨励したこともあり、
薩摩藩武道が隆盛した。

第587回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年5月2日)
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刃長:68.1センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:3個
元幅:3.0センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量:685グラム
体配:大摺上無名で身幅、重ね頃合いとなり
表裏に二筋樋を彫り反りが深く付き切先が伸びる。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が良く付き映りが良く現れる。
刃紋:錵出来小互の目乱れに小足が良く働く。
刃縁が柔らかく物打ち近辺から先に掛けては一層激しく働き
足、葉。砂流し、金筋が盛んに働く。
帽子乱れ込んで金筋が働き帽子尖って返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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