鑑定会 : 第526回


前回の回答は、
大慶直胤/文化元年二月日でした。

特徴:直胤は江戸時代新々刀期を代表する名工の一人である。
安政七年(1778)頃羽前山形に生まれ、荘司蓑兵衛と称し水心子正秀の門に入り、
山形から入封した最後の館林城主秋元家に師の正秀と共に仕えた。
文政四年~五年(1821~1822)頃筑前大掾を受領し、嘉永元年(1848)に美濃介に転じた。
作風は多彩で、文化初期頃は師と同様の大濤瀾乱れの作、天保頃には大和伝、
更に相州伝、美濃伝、山城伝の直刃を巧みにこなしている。
壮年期には備前景光・兼光の作風に似た逆がかった互の目丁字を多く焼き、
師である水心子正秀の唱えた実用論に沿った復古刀を目指したものと思われる。
各地で作品を残し幕末の最上作に評価されている。
本作は身幅広く、重量のある豪壮な脇差で出来素晴らしい。

第526回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成31年2月16日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:50.8センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:3個
元幅:50.8センチ
重ね:0.75センチ
体配:身幅が広く重ねの厚い薙刀
地鉄:板目肌実に良く練れて地錵が付き、地景が入り黒味のする作品
刃紋:錵出来直刃に小乱れが混じり明るく冴える
帽子大きく細めて小丸に返る。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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