鑑定会 : 第522回


前回の回答は、
無銘(伝元重)でした。

特徴:長船元重に見る年紀の上限は鎌倉末期の正和5年であり、
以後嘉暦があり、さらに南北朝の貞治に至る。長船守重の子供で重真の兄で長寿であった為
多くの遺作がある。その間に初二代の存在があったとする説が有力であるが、
区切りの線の引きどころについては定説がない。作風は古伝書に景光や兼光あるいは
備中青江物によく似ると記されているが、本作も直刃が閉まって逆足が入り、
青江気質の伺えるものである。この時期としては珍しい小太刀の作例であるところが注目されるが、
鋒が大きく延びている点から南北朝時代の作とうかがえる。

第522回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年1月19日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:73.7センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.18センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.78センチ
体配:身幅が3.18cmと広く重ね厚く
反り浅くがっしりとした刀で大切先となる。
地鉄:板目肌よく練れて地錵が付き黒味を帯びた肌立つ地金で地景が働く
鎬地:板目肌に柾目が混じり所々焼きが入る
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れとなり荒錵で
大互の目乱れ濤乱刃風に高低があり、物打ち付近から
匂口深い直刃乱れに足が良く働き
帽子乱れ込んで先丸く返り焼き下げる。棟焼が切先から棟区まで続く。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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