鑑定会 : 第516回


前回の回答は、
無銘(当麻)でした。

特徴:大和五派の一つである当麻派は鎌倉中期頃から南北朝時代に至る迄
活躍し国行をその祖としております。奈良の寺院と大和の刀工は
密接な関係にあり当麻派の鍛冶は当麻派に従属していたと推測されます。 
一派には有名品が極めて少なく多くは無銘極めの物であります。 
数少ない有銘品は板目が流れごころに柾目が混じり
よく練れて地錵が厚く付き直刃調の錵ずいた刃紋に砂流、金筋が働き
中には相州伝を思わせる出来口が注目されている。
帽子は大丸ごころに先を焼詰めつなど激しく錵付く作品が多い。

第516回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年12月8日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:64.4センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:3個
元幅:2.86センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.56センチ
体配:大摺上げ無銘でやや短めの刀ですが
身幅、重ね共にしっかりとした作品で反り
浅く切先の延びた体配の刀
地鉄:小板目肌の杢目肌が混じり地錵が厚く付き
綺麗な良く詰んだ地金となり淡い映りが現れる。
刃紋:小錵出来、直刃に小のたれが混じり
刃中、小足、葉が働き、砂流に金筋が長く働く
刃縁が柔かく朝霧の煙る風情をした作品で明るく冴える。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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