鑑定会 : 第492回



前回の回答は、
白河臣手柄山正繁/寛政九丁巳年二月於武陽駿山作之でした。
特徴:手柄山正繁は播州姫路の氏繁の子で宝暦十年に生まれ、
大阪に出その後江戸に出て神田に居住し、
天明8年に奥州白河の藩主、松平定信の抱鍛冶となり
水心子正秀の門人となって特に当時流行した助広の制作した濤乱刃を学ぶ。
この濤乱刃は数多くの刀工が挑戦し、加藤綱英、長運斎綱俊、尾崎助隆、赤間綱信
も同様に水心子正秀から学ぶが、師匠の水心子正秀はその後復古刀を唱えて
地味な小互の目乱れの作品を好んで制作する。 
一方手柄山正繁はこの濤乱刃に磨きを掛けて助広に私淑し独特な領域を作る事となる。
第492回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年6月16日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:66.9センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:2個
元幅:2.87センチ
先幅:2.335センチ
重ね:0.56センチ
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な反り適度に付き
切先が延びた体配をした作品で鎬地広い。
地鉄:板目肌良く詰んで地錵が付き黒味のする地肌に細かな地景が入る
刃紋:錵出来直刃にのたれが混じり匂口が柔らかく潤みごころとなり帽子丸く返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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