鑑定会 : 第482回



前回の回答は、
肥前国河内大掾藤原正広でした。
特徴:河内大掾藤原正広は吉信の子で初銘を正永と称し寛永2年11月に正広改名する。
更に寛永5年に河内大掾を受領する。寛文5年2月5日59才で亡くなる。
技量に優れ特に互の目乱れの夏雲を思わせる刃紋ではこの刀工に勝てる者はおらず、近江大掾藤原忠広の代作を行う。
実の息子が二代を引き続ぎ父と同様な作品を数多く残した。
私見ではこの様な刃紋の作成は極めて難しくどれもが水準を超えている。
新刀上作にはなっておりますが新刀上々作の位置に存在する刀工と考えます。
本作は作風が珍しく互の目丁字乱れの作品で匂口が深く足長丁字となり刃中に砂流、金筋がよく働き帽子丸く返る。
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第482回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年3月24日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:63.7センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.09センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.7センチ
体配:身幅が広く重ね厚く反りが浅く切先が延びた体配の作品
地鉄:板目肌よく練れて地錵が付き江戸新刀の兼重の地金となる。
刃紋:錵出来刃区より互の目乱れ、その先二重刃、三重刃となり
刃中、砂流、金筋等時が絡んで帽子匂口深く丸く返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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