鑑定会 : 第477回



前回の回答は、
無銘(伝則重)でした。
特徴:過去則重は正宗の弟子と挙げられていたが、現在では新藤五国光の門下という説が一般的である。
相州上工正宗に近似するが正宗以上に錵の変化に表現した物が多い。
鍛えは一段と大模様に肌立ち、いわゆる松皮肌と称される個性溢れる肌合いに
太い地景入る所に特徴があり、また刃境や刃中にも鍛えの肌に絡む様々な働きがみて取れ
千変万化の錵の働きを表している。此の短刀は板目に杢、流れが混じって
大模様に肌立った鍛えに地錵が厚く付き太い地景が随所に入る。
所謂松皮肌の態を見せ刃紋は直刃調に小のたれ互の目乱れが混じり
匂深で錵が厚く付き刃中に金筋、砂流が頻りとかかり湯走状の飛び焼をさかんに交え
棟焼がかかり一種の皆焼を呈し地刃の様相に則重の特色が顕然である。
筍反りの姿にこの工の特色を見る事が出来る土佐山内家襲蔵蔵品であります。
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第477回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年2月17日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:71.0センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.29センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.64センチ
体配:摺上げ、区送があるが銘が完全に残り
鑢目がはっきりと見え身幅、重ね尋常に
反り深く付き切先が延びた堂々とした姿をしら作品です。
地鉄:杢目肌、板目肌が混じり微塵の地錵が付き
独特の縮緬肌となり地景が入り肌目が良く見てとれ、地には映りが現れる。
刃紋:錵出来、直刃基調に、足、葉が盛んに働き帽子のたれ込んで野趣に富む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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