鑑定会:第457回



前回の回答は、
無銘(手掻)でした。
特徴:大摺上無銘の刀で手掻の作と鑑せられる作品であります。 
大和鍛冶と寺院の関係は密接で、手掻は東大寺の西門である転害門の外辺に
一派が居住して鍛刀した為の名があると云われている。
手掻派の祖は包永で年代は鎌倉後期の正応頃と伝え
以降同派は南北朝期を経て室町時代に亘り繁栄した。
この刀は板目に流れ心の肌が混じった鍛えに細かな地錵が厚く付き
細かな地景が頻りと入り、小錵出来が行く付き、荒めの錵がむら付き
打除、湯走、二重刃、砂流等の景色が加わり地刃ともに明るく冴えるなど
大和気質が顕著にあらわれ、大和5派中でもいかにも手掻と鑑せられる作品で
地刃ともに健体の優品です。重要刀剣図譜より
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第457回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年9月23日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:2尺3寸3分(70.6センチ)
反り:6分(1.82センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.9センチ
先幅:2.33センチ
重ね:0.61センチ
体配: 身幅広め、重ねやや厚く反り適度に付き
切先が大きく延びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで肌立ち
ざんぐりとした地金で地錵がよく付き地景が入る。
鎬地:小板目肌に柾目が混じる
刃紋:錵出来、のたれの互の目乱れが混じり足良く入り
匂口、やや深く帽子互の目乱れに先三作風に先尖って返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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