鑑定会:第392回



前回の回答は、
朱書 左(左貞吉)でした。
特徴:本作は茎に朱銘で左と書かれているが、
重要審査では左貞吉と鑑定された、 体配が良く大切先の貫禄ある作品です。
左貞吉は筑前の左文字の流れを汲んで安吉、吉貞、国弘等数多くの門人が活躍する。
貞吉ははその中で左文字に似て出来の良い作品が多い。
重要刀剣に指定されている左貞吉の本数は15振り程が認定されており刃紋は  
穏やかな切先の延びた作品が多い。文句のない名品と言えます。
1:大摺上無銘で身幅が広く反りが深く大切先となる所から時代は南北朝と推定できます。
2:刃紋が相州伝となり穏やかなのたれの互の目乱れが混じる所から左一派と考えられる
左文字であればもっと激しく匂口の深い互の目乱れとなり、
帽子はと尖って返る刃紋となりますのでその一門と言えます。
3:本作の茎には朱銘で左と書かれております。 お目利きの鑑定家が書かれたと考えます。
4:穏やかさと激しさを兼ね備えた刃紋は相模の最上作である正宗と良く似た作品と言えます
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第392回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年06月17日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:48.4センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:4個
元幅:2.65センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.58センチ
体配:身幅、重ね尋常な反りの深い
優美な体配をした脇差し表裏に樋と彫りを彫る。
地鉄:杢目肌よく練れて地錵が付き綺麗な地肌となり映りが現れる。
所々地に荒れた部分があるが時代の古さでやむを得ないと想います。
刃紋:明るく冴えた直刃出来で小足が良く刃入る。
帽子、乱れ込んで先尖り御頃に返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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