鑑定会:第371回



前回の回答は、
無銘 (来国光)でした。
特徴:来国光は来国俊の子と伝え鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍する。
山城の伝統的な直刃を焼くほか直刃調に小互の目乱れ、
小丁字乱れの刃紋の他互の目乱れの激しい出来を焼くなど多岐にわたって制作している。
本作は穏やかな直刃出来であるが匂口が柔らかく朝霧を思わせる風情ある作品です。
刃中に働く足、葉等が静かな中で躍動感溢れる風情ある作品です。
滅多にでてこない最上作来国光の傑作です。
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第371回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年1月22日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
元幅:3.03センチ
先幅:2.31センチ
重ね:0.87センチ
体配:身幅広め、重ねやや厚く反りやや深く、
切先の大きく延びた体配の良い健全な刀。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き、綺麗な肥前刀独特の小糠肌となります。
刃紋:錵出来直刃で匂口深く中直刃を品よく焼く上げている。
帽子丸く綺麗に返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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