鑑定会:第325回



前回の回答は、
□正(村正)二代でした。
特徴:村正は伊勢国桑名で活躍した刀工で妖刀村正と云われる。
家康の祖父清康と父広忠は村正の刀で暗殺され、長男の信康は切腹させられる際に
村正の刀で介錯され、家康自身も村正の槍で負傷したという処から徳川家にとっては、
村正は忌み嫌われる事となり田野辺先生が鞘書で記載されている様に
村正帯刀禁止令がだされたと言われている。そのためかなり多くの短刀は、
本作の如く銘の部を削り取ったりされた作品が多い
妖刀村正と云われ逆に徳川家に対して好意を持たない大名は、積極的に村正を求めたと言われております。
村正の弟子には正重を筆頭として千子正真等が活躍する。
確かに他の刀工とは異なり表裏の揃った刃紋とやや角張った互の目乱れで、
刃紋の一部が欠けだしそうな刃紋はあまり見かけた事がなく独特な風情を所有している。 
地金が抜群に良く刃紋も良くできた見事な作品であります。
なお村正に関しては銘を削ってもやむを
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第325回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年01月16日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:1尺3寸5分 (40.90センチ)
反り:2分5厘(0.75センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.83センチ
先幅:3.2センチ
重ね:0.9センチ
刀身重量:670グラム
体配:身幅3.83センチと広く重ね厚く、
がっしりとした鬼の包丁とも思われる作品です。
地鉄:板目肌良く練れて地金が良く見て取れ地錵が付き、
地景風の働きを見て取れる。地金黒く肌立った見事な地金です。
刃紋:錵出来、匂口深く所々尖り刃を交えて
刃中、砂流、金筋が良く働く。帽子掃掛風に良く錵て出来優れる。
ヒント
1:黒味を帯びた地金
2:身幅広い
3:砂流、金筋、芋づる
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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