鑑定会:第321回



前回の回答は、
以南蛮鉄於武州江戸越前康継(初代) でした。
特徴:初代康継は徳川家康によって幕府の御用鍛冶に取り立てられた刀工で、
代々徳川家から茎に葵の家紋を彫る事を許される名誉ある刀工として知られる。
本作は刀としてはやや短めではあるが、見事な腰樋の中に、三鈷付剣と、
裏には護摩箸と蓮台を浮彫りの見事な彫りをほどこし、黒味のする北国地金となり
抜群の地金の良さは南蛮鉄と和鉄を微妙に混ぜ合わせた見事な強い地金となる。
南蛮鉄に有りがちなどろっとした所も無く、明るい地金と刃縁の柔らかな朝霧の
風情を醸し出した。景色は古刀の雰囲気を持ち合わせ、まさに初代康継の面目躍如と
感嘆させられる傑作です。元和7年9月9日に亡くなる。
是非御薦め致します。なお、このお刀は刀剣柴田氏発行の名品紹介に記載されたお刀です。(平成24年1月#553)
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第321回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年12月12日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:70.2センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.185センチ
重ね:0.87センチ
体配:身幅広め重ねしっかりと表裏に棒樋と添樋を彫り、
反りやや深めで切先の延びごころの体配の良い刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き精良な地鉄となる。
刃紋:小錵出来、匂出来が強く華麗な丁字乱れを見事に焼き上げる。
刃縁柔かく匂口深め、帽子乱れ込む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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