鑑定会:第289回



前回の回答は、
無銘(伝当麻)でした。
特徴:大和鍛冶は当麻、保昌、手掻、尻懸、千手院等があり中でも当麻派は当麻寺に属し格調ある作品を制作した。
現在の奈良県北葛城郡当麻町当麻寺の門前で寺所属の刀工群であったと云われている。
1248年国行が始祖として友清、友行、等が活躍する。
他の大和鍛冶とは作風がかなり異なり相州伝を加味した部分に興味が湧きます。
地金は当麻肌と称される独特の柔らかさと肌に錵が絡んで渦巻き状となり柾目が少なく相州行光の如くとなる
元々寺社の為に制作された刀剣の為無銘の作品が多くかなり良質な玉鋼を使用している事は当麻寺はかなり裕福であったと推測されます。
本作は、寸がやや短く頭の張らない鎌倉後期の薙刀の姿をしており、当麻の特徴が良くでております。
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第289回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年5月3日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:66.6センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:2内1埋め
元幅:2.87センチ
先幅:1.87センチ
重ね:0.74センチ
ヒント
1:大摺上無銘で柾目がうねった作品
2:二重刃、食い違刃、ほつれ等がはたらき切先はやや掃き掛ける
3:刃中強い砂流、金筋,湯走が働く
4:刃紋は小互の目乱れ
5:明るい刃紋
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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