鑑定会:第270回



前回の回答は、
包次
でした。
特徴:包次は鎌倉初期の古青江を代表する著名工の一人である。
本刀は直刃風仕立ての小沸よくついて刃紋が二重刃かかり
湯走り金筋がしきりに働き古備前に比し地味の感があるが、
渋さの中に覇気をたたえて悠然の感がうかがえる。
縮緬肌と呼ばれる小杢目肌のよく詰んだ肌合いが古青江らしく、
太く切った二字銘も千年近い時を経た今に残されて雅味が深い。
ここに古名作を目にし手にする事は愛刀冥利に尽きる思いがある。
後世に伝えたい名刀の一口である。
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第270回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年12月13日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:2尺4寸7分5厘(74.99 センチ)
反り:5分5厘(1.65センチ)
目釘穴:1個 
元幅:3.21センチ 
先幅:2.21センチ
重ね:0.62センチ 
体配:身幅広め重ね厚く切先の延びた体配の良い姿。
地鉄:小板目肌の杢目が混じり地錵が良く付き
細かな地景が入り黒味のある精良な地金となる。
刃紋:錵出来刃区より直刃基調に小互の目乱れが混じり
その先匂口の深い互の目乱れとなり匂口深く砂流に金筋が入る。
帽子丸く返り刃中、金筋が働く
ヒント
1:黒味のある地金
身幅広く重ねの厚い切先ややのびた作品で茎(中心)の特徴があり
茎の先端に2本の切り込みを入れる。
又茎の鎬線が茎の先端からほんの少し外れる。
3:匂口の深い互の目乱れに刃中砂流、金筋や芋蔓が入る
4:一般的に切先が大きくなる傾向がある。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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