鑑定会:第268回



前回の回答は、
正次作/天保八年十月日
でした。
特徴:正次は二代白熊入道水心子正秀の子で文化13年に生まれ
初代正秀の門人として活躍し3代を引き継ぐ。
大慶直胤の門人として活躍しその技法を良く学び取り作風は直胤の作品と酷似している。
惜しくも万延元年47才で亡くなる。
本作は身幅広く重ねが厚く生刃を残し大切先の豪壮な作品で
地金が良く相州伝の作風を良く表し師匠の直胤を超えるくらいの見事な作品です。
2字銘であるのは太刀銘としたからであります。
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第268回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年11月28日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
短刀
刃長:8寸4分(25.4センチ)
反り:なし
目釘穴:2個 
元幅:2.12センチ
重ね:0.32センチ
体配:重ね薄く、わずかに内反り、三棟、同時代の三条。粟田口と同様気品に富んだ姿である。
表に素剣、裏に香箸をかき流す。
帽子:小丸に品よく返り先掃きかけ
地鉄:小板目肌よく練れ、地沸つき、地斑、地景入る。きれいな地鉄であり、無垢鍛えであろうか。
刃紋:細直刃調に小互の目、小丁字交じり、小沸よくつき、細かい金筋入る。
ヒント
1:三つ棟で重ね薄く内反りの短刀。
2:地に明瞭な映りがあらわれる。
3:短刀の制作は記録上はなく見る機会はないといって良いでしょう。
4:地金が小板目に小杢目微塵に詰まり精良な地金となる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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