鑑定会:第453回



前回の回答は、
無銘(古備前基近)でした。
61回重要刀剣に合格し刀剣博物館に展示され、その後特別重要刀剣に合格した作品
古備前とは平安時代〕末期から鎌倉時代初期にかけての備前の刀工、及びその作刀を総評する言葉である。
同派一般的な作風は生の姿は腰反りが高く踏ん張りがあり先へ行って伏しごころとなり鍛えは板目肌に地錵が付き
地景が混じり乱れ映りが立ち、刃紋は小乱れ小丁字互の目乱れ等が混じり錵が付き金筋のかかるもので
総じて華やかな乱れる作品は少なく、直刃調か浅いのたれを基調とするのが通例で
総じて古雅な雰囲気を有する。基近は古備前と福岡一文字に挙げており
作風も丁字乱れ華やかなものと(重要文化財)と錵付くものと
小乱れの物(重要美術)に二様がある。。銘振り はどちらも酷似している。
この刀は大摺上無銘ながら平安時代末期がら下がっても鎌倉時代末期を示す古雅な体配に
肌立ちころになった鍛えには地錵が付き刃紋は小丁字に小乱れとなり
刃中、砂流と金筋が良く働き本作は重要美術品に指定されている在銘作に結ばれる
作風を呈し古備前物として妙味を存分に味わえる滋味に富んだ作品です。
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第453回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年8月26日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:75.4センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.45センチ
先幅:2.52センチ
重ね:0.75センチ
体配:身幅が広く重ねが厚く切先が延びた体配の良い作品。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵がよく付き地景が細かく入り精良な地金となる。
刃紋:小錵出来、匂口の深い互の目乱れとなり濤乱刃となる。
地には玉を焼き、刃中、足、砂流が入り帽子、匂口深く丸く返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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