ご注文番号:AS25374
脇差:拵え入り(保存刀剣)
銘:肥前住人吉信
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前住人吉信としてはに上作ランクされる作品です。
新刀:上作:肥前
はばき:銀着二重
刃長:46.3センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.80センチ
先幅:2.16センチ
重ね:0.58センチ
時代:江戸時代 寛文の頃
体配:身幅やや広く重ねしっかりとした脇差。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き綺麗な小糠肌となる。
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れとなり刃が明るく冴える。
刃中、細かな砂流に金筋が働く
特徴:肥前住人吉信は慶長16年に初代肥前国忠吉の娘の婿養子となった。
近江大掾藤原忠広が二代を引き続いた為に独立し脇肥前として活躍する事となる。
吉信の作成する作品は独特な風情があり夏の空に浮かぶ入道雲を思わせる作品が多く、
その作風は息子の正広、行広に開花して大いに脇肥前としての役割を勤めた。
近江大掾藤原忠広の作品の中に吉信の作品があると思われる。
拵:
鍔:円形の赤銅魚子地に武者の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:赤銅地に波の図柄を高彫りする。
鞘:黒呂色鞘
目貫:鳥の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
小柄小刀:刻模様
保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途
オークション開始価格:290,000円