皆様お元気ですか。
桜が散り、躑躅が赤紫、白、と美しく咲き乱れ始めました。
このような時に残念ながら緊急事態宣言が行われました。
その後も感染者数は上昇しております。
この宣言が出される前から予測があり
国民は少なくとも注意深く生活をしていた筈です。
異論反論はあると思いますが、私はこの患者数の急上昇は
過去屋形船で集団汚染があった時点以前にもかなり
ウイルス汚染は広がっていたのではないかと考えております。
1ヶ月前にはコロナウイルスを検知出来る道具などが
殆どなく最近になって色々な場所に
その陽性反応が出来る機械は行き渡った事で
本格的にコロナウイルスの陽性検査が軌道に
乗り陽性か陰性かが比較的容易に識別出来る様になったと考えるのです。
それが事実ならこれからも検体検査が更に
容易に行われ陽性者は多くなると考えます。
米国やヨーロッパではある程度の強力な罰則をも含めた
強制力でコロナの汚染を食い止めていくでしょうが
日本は甘い方法性善説で罰則規定はなく
コロナの汚染を消滅していく決心が固まった訳です。
私が心配するのは現在においてもマスクを購入したり
アルコール消毒液の購入が出来ません。
今町に出ますと皆マスクをして歩いております
しかしながら奇妙の事に何人かの人たちはマスクをしておりません。
それは弱い老人ばかりなのです。
先日阿部首相が全国民にマスクを
2枚ずつ送付するという記事が新聞に掲載されておりました。
全く笑い事です。失笑してしまいました。
なぜこの様な事態になってもマスクや
アルコール消毒のスプレイは販売されていないのでしょうか。
これでは汚染を防ごうと考えても防ぎようはありません。
厚生省の防御態勢が拙かったのです。
厚生省や文部省の対応が間違っていたのではないかと考えております。
司令塔が無い為に右往左往する内にどんどんと国内に広まっていきました。
私は日本は島国であり海に囲まれているので
空港を閉じ空港での検疫を厳しく行えば
コロナの日本上陸は避けると考えておりました。台湾、香港の対応は見事です。
日本には蛇口を捻れば消毒された水が何処でもふんだん出てくるのです
日本人の、人との挨拶は頭を下げるだけで、
手を握ったりハグをしたり人前でキスをしたりはしません。
又家に入る時は必ず靴を脱ぐ習慣がありますし、
夫婦で就寝する場合でも殆どの夫婦はベッドを別々に就寝するでしょう。
ダブルベッドで休む方は少数派であると考えるのです。
又日本人はお役人様に指示には良く従うので
的確な指示があれば良い悪いはありますが指示通りに動くのです。
したがって私はやがてはコロナの汚染は終息すると考えておりました。
空港の閉鎖が遅く海外からの汚染された旅行者が帰国し国内に汚染を広げてしまった。
コロナウイルスは無駄に時間を費やしている間に広がっていったとも言えるのです。
司令塔が無い為に右往左往する内にどんどんと国内に広まっていきました。
しかし私はやがては終息すると考えておりました。
しかしながら何故終息しないのか私なりに考えて見たのです。
まず厚労省の対応が後手後手に回ってしまったと考えます。
例のクルーズ船が来た時の対応の拙さがありました。
自衛隊は完全武装をして乗り込んでいったのに
厚労省のお役人はマスクをしたまま乗船し、
コロナウイルスに掛かった患者と接触していた事、
何故自衛隊と厚労省の役人とが乗船する前に
良く打ち合わせをしておかなかったのか。
自衛隊から何故アドバイスがなかったのか、
その為にお役人は感染してしまいました。
お互いのセクショナリズムによって厚労省は甘く見ていたのです。
この時点で厚労省は事の重大性に気が付いていなければならなかったのです。
更にコロナに汚染される人物が病院にいくと
保健所の許可を通さないといけないという規則をあくまで主張しておりました。
その為に即病院に行き検査をして貰う事ができなかった。
ごく最近でもお笑いタレントが旦那様と共に病院に訪れても、
たらい回しの上やっと入院が決まったという記事が出ておりました。
すなわちコロナの検査も4月に入った今でも充分に行われていないという事なのです。
PCR検査は遺伝子検査を行う為に1日当たり
2万件まで実施できるようにしたいと報道がされておりました。遅すぎます。
という事は現在統計にでてきている患者数が検査によって
陽性であるとされるキャリアーは相当膨らんでくるといえるのです。
すなわち1ヶ月前には相当数の患者がいたと推測されるのです。
この陽性患者のグラフはいい加減であったと言われても仕方が有りません。
すなわちコロナがここで急激に増えたという理由は
過去に既にコロナに汚染されている人数が
現在の数倍はいたのではないかと私は考えるのです。
ようやく検査が出来る機械が出来てきた為に
多くの人々を検査出来る様になった為に見過ごされていた患者が
多く見つかりそれが統計に出て来ていると考えられるのです。
又幸いな事にコロナに汚染され、
そこから回復して病院から戻ってくる人々もかなり多いののも事実です。
急激にコロナが発生した理由は院内感染があります。
先日病院を訪れたとき、もし看護士が入り口でアルコール消毒を一人ずつ完全に行っていれば
訪問者からの感染は収まったとおもわれますし、
医者や看護士さんの病院や施設に入る前の検体を行い
アルコール消毒をしていたならばこれほど院内感染はなかったのでは無いかと考えるのです。
厚生省のお役人がそれらの指導を病院や施設に行ったという報道は聞いておりません。
さらに先に私が書きました様に学校閉鎖は行うべきでは無かったと今でも考えるのです。
当然この意見に集団感染の危険があると反論される方々は多いと思いますが
私の意見を聞いて下さい。現在日本全国で小学校の数は約2万校
中学校では1万300校 高校では約5000校があり、
生徒数は小学校で640万人中学校で322万人高等学校では317万人以上がいるのです。
合計1270万人、自宅待機でこれらの学生を家にずっと留まらせる事など不可能なのです。
特に高等学校の生徒は外へ出かけたり友達と遊びにいったりするものなのです。
私は学校を避難場所としてしっかりとした検査を行い通学させるのが最も必要だと考えます。
文部省からの学校への通達で、まず家をでる前にウガイと手と指を石けんで
充分洗わせてマスクをさせ学校へ通学させる。
学校では既に消毒された校舎に時間差で通学させ先生や父兄が
子供達の前で順番に再び石けんで手と指を洗い
アルコールを充分にかけてマスクをさせて静かに教室で勉強をさせる。
交通手段で通学使用する学生は自宅待機ないしは制限を付ける。
運動は1ヶ月近く止め、コロナウイルスの怖さを学ばせ1ヶ月間は何としても
我慢の姿勢を貫きコロナが終了した時は花火大会でも行い祝おうではありませんか。
学校に来た時は熱のある子供には即刻帰宅させるか医務室で様子を伺い適当な病院に移動させる。
もし集団感染があればその教室や学校を休校とさせるなどの対応を行えば
はっきりとした感染経路が判明でき学生を家で野放しにするより
コロナを終息させる為には良い方法であると考えるのです。
集団感染を恐れてはいけないのです。
先生や父兄が学生を絶対に集団感染をさせないという強い覚悟と
熱意があればきっと乗り越えられると思います。
自宅で1270万人の子供を自宅待機させるより学校へ
通学させて監視をしながらこの数ヶ月を見守る事が
重要なのだと私は信じているのです。
現在でも陽性、陰性を計る道具や試薬が充分ではなく
重篤な患者のために酸素ボンベや人工心肺装置も不足しております。
4月7日に大臣が商工会議所に至急これらの機械の増産を頼んでいるのをテレビでみました。
商工会議所の会頭でしょうか苦笑していました。
そんなに早急には出来ませんよてね。
まあ対応が実に遅い、なぜ、危険な感染が広まると考えた時点で
色々な会社に制作の依頼を行い又、なぜ国民に2枚ずつのマスクを配るのであれば
マスクを作れる様な会社やアパレル会社等に早くから依頼したり、
マスクの製造を行っていない会社に政府で注文をして何とか
制作を依頼してもよかったのではないでしょうか。
私達老人は(私は80歳)足も悪く若者の様に、
朝早くから飛び出してマスクを購入する力なんて無いのですよ。
政府でマスクの販売に関しては50歳以上に限定するなどの方策を決めればよいでしょう。
又万一これらの品物ををネット販売を行った時は
火事場泥棒として販売を行った者、場を貸したネットオークションに
対して厳罰をあたえ1000万円の罰金を双方にあたえる位厳しく罰して欲しい。
まあ しゃーないな、私は明日もマスクは諦め手と指を石鹸でごしごし洗うとするか。
マスクもない、アルコール消毒の薬品もない、人工心肺もない、
酸素吸入器も少ないでは国民に家で過ごせと言われてもなすすべがありません。
当社の店の近くはゴーストタウンの如くです。
当店で勤務されておられる方がお子様が
小学校の生徒の為家で仕事を行う様にさせましたが、大変です。
レストランが軒並み休業をしております。
大変でしょうね、出来るだけ早く休業補償を出してあげて下さい。
国民全てに現金を渡すのは止めるべきです。
もっと有効な方法がある筈です。困った人には援助が必要です。
真面目な仕事をする方には援助する必要があります。
余裕のある方は当然遠慮をしてもらう必要があると考えます、
ある一定の所得がある方は現金給付は行う必要はないのです。
いずれにせよ政府や厚労省、文部省の対応は実に遅いというよりは、本当に国民に、
あなた方は国民に何かをしてあげようと言う意識はあるのですか。
空港での検疫も審査は厳しくなかったと、迎えにいった知人がはなしていました。
お願いしたいのは厚生省、文部省又他の省庁も早期に何を行うのか
それに対応する業務を先手、先手で打って欲しいのです。
これからこの様な災禍は続々と日本を襲ってきます。地震。津波、火災
噴火等々、今から今回の災禍や過去のデータを元に
直ぐに立ち上がれる司令塔を作るベキなのです。
私は間もなくコロナウイルは終焉を迎えると思いますが。
それは日本人の生真面目さにあるとおもうのですが、そうなって欲しいのです。
争ってマスクや消毒液を買い求めたりチッシュや
トイレットペーパーを買い求めたり食料品を買いだめしたりなさらないで下さい。
コロナが去ったときに家にはチッシュやトイレットペーパーや
缶詰が山の様だったなんて事ありますよ。
いずれにせよこのような危機管理に際して直ぐに司令塔が
立ち上がり先手先手で国民の災禍が出来るだけ少なくする方策を考える必要があります。
その為には今回の失敗や国民の行動で何が必要なのか、
他省庁との連絡を密にしておく必要があるのです。
特にセクショナリズムを無くして国民の為にという一点に絞って活躍をお願いしたいのです。
小池百合子東京都知事が毎日の様に会見をして訴え続けております。
孤軍奮闘をして必死に訴える姿勢に私達東京都民はもとより国民は心を動かされるのです。
マスクをしながら懸命に訴える都知事に協力して、いち早くコロナを断ち切ろうではありませんか。
当然と言えば当然なのですが日本刀を購入したり見に来る方々はばったりと減少しました。
どうか皆様方も体調にはご留意され手を洗い出来たらアルコールで
消毒し静かにコロナが去るまで本やテレビなどを見ながらのんびりしましょう。
お年寄りを大切に。奥様を労って下さい。
時には食事の手伝いをしましょう。
笑顔を絶やさない様に。
お子様をしっかりと育てましょう。動機付けをつけてあげましょう。
どうかこの難局にお元気でお過ごし下さい。
それでは皆様ごきげんよう
日本の政治を良くする会 ドンキホーテ 会長鶴田一成