日本刀販売、刀剣販売、日本刀の買い取り、委託販売、日本刀オークションの開催

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お知らせ

社長の一言(令和3年9月)

暑かった8月も去り湿度も下がった為に気温は暑くても凌ぎ易い日々となりました。やがては秋の素晴らしい季節となるでしょう。
猛暑の中で行われたオリンピックは既に過ぎ去りましたが今パラリンピックが開催されております。
どちらも色々と問題を考えさせる大会です。大型の新規に制作されたスタジアム、その他の建物の高額な金額に政治家や業者が群がり国民不在でどんどんと行われ収支の中身はどうなっているのか分からずじまい。真夏のコロナ禍という最悪な状況でのアスリートで、不平の中のオリンピックとなりました。
ほぼ無観客の中でのオリンピックであった為、選手達には悪いと思いながらもの自宅でゆったりと楽しく観戦させていただき、
オリンピックで懸命に活躍する選手の一挙一動に感動しました。
日本は強化費用もあって史上最高のメダルを獲得しました。今回のオリンピックでは女性の活躍が目覚ましく野球、バスケット、ボクシング、柔道、レスリングで大きな活躍を見せてくれました。この状況を見て日本の女性が政界、財界、官僚など、その他の分野でも大きく活躍出来るときっかけとなると私は思うのです。特に政界、官僚のなかである程度強制的に女性の枠を作り、今迄男性世界で運営されてきた政治を変えて行かなければならないと考えるのです。
多くのアスリートが懸命に頑張る姿勢に私達は多くの感激をもらいました。体力の限界に歯を食いしばり、能力、体力の限界を超えて努力する姿勢に私達は強い勇気を貰いました。パラリンピックでも同様な必死で頑張る選手の姿に、その勇気を眺めながら仕事に学力に生きて行く勇気や動機付けを得た人も多いでしょう。人間はほんのちょっとした動機付けで、がらりと変わるのです。学生さん、若者よ頑張って下さい。

コロナの問題が中々治りません。まだまだ終わらないでしょうし多くの飲食店やスポーツ。音楽、娯楽、学校教育に大きな支障が出てきます。
政治家の与党、野党諸君しっかりして下さいよ。 今回のコロナ問題は今後も同様な自然災害として再びやって参ります。
今世界が大きく動き出しております。頼りにならない政治家を選挙で落選させ有能な政治家に変えなければこの日本は終わりです。
先日役所に行ってきました。 印鑑登録をする為です。
相変わらず印鑑が必要なこの国の遅れを改めて感じました。コロナで陽性患者がでれば保健所が対応しなければなにも進みません。
役所の権利意識は相当なものです。建物は豪華になるがやる事は江戸時代、明治時代と変わっていないのではありませんか?

中近東のアフガニスタンで驚くべき事態が発生しました。
バイデン大統領が中近東を見捨てるといった途端にタリバンがあっという間にアフガニスタンを奪回してしまいました。
過去にロシアが主導権を狙って駐留しましたがタリバンの勢いが強く経費もかかるため撤退をしてしまいました。その後、米国が駐留しこれ迄250兆円の費用を支払ったが効果がなくさらに米国から石油(シェール石油)が安価に出て来たこともあり撤退を宣言しました。わざわざ中近東迄来て石油を輸入する必要はなくなったのです。
タリバンの行動は素早くあっという間にほぼ全ての国土を占領しました。
米国に協力したアフガンの人々は逃げ回り空港は大変な混乱となり飛行機に乗り込もうとする人々や赤ん坊をつれた人々あるいは飛行機の車輪につかまり動き出した飛行機から振り落とされて亡くなる人々。正に阿鼻叫嚼の状況であったと報道がなされました。

戦争とは惨いもの。そこに住む住民は逃げる場所もなく混乱の中で大きな失望。諦め、落胆、恐怖が入り交じりその姿を見ながらどうにもならないもどかしさを感じます。誰もが助けてくれる事はないのです。全く暗い気持ちにさせられます。タリバンでこれから過酷な刑罰や拷問が始まるのではないかと戦々恐々しているのです。特に米国に加担した国民は徹底的に処罰をされるでしょう。日本はこれからどのように立ち向かうのか難しい局面があります。
怖いのは将来米国は日本の安全を守ってはくれないのではないかと不安が出始めております。
日本は日本人が守らなければならない時代になったという警鐘を鳴らしているという事なのかもしれません。利益がでなければさっさと引き上げる態度は過去の米国にはなかった事。しかしながら米国と中国の軋轢、これからの中国の力を考える時人口比中国は14億人しかも単一民族一方米国は3億3000万人で多くの国からの移民が多く白人がコントロール出来る状況ではなくなる時代へと突入していくかも知れません。米国の中でも金持ちと貧乏人の格差があまりにも激しく民主主義の世界は破綻寸前なのです。景気が落ち込んだ時国の中で差別を問題として大きな混乱がなければいいにですが。
米国は最高の景気を誇り株は大きく値上がりしています。 しかしいつか景気が大きく下がったなら株価は大幅に下がります。
アフガニスタンはタリバンによって支配され中国がおそるおそるすり寄って行くと考えられます。バイデン大統領によって大失敗した米軍の撤退作戦は未だに取り残されている人々をどのように救い出すのか心配でなりません。
すでに空港の近くはタリバンの兵隊によって封鎖されています。話し合いによって期限が延ばされるといいのですが。日本からは遅ばせながら自衛隊が日本国民や大使館の現地職員を救い出すために出かけました。どんなに厳しい直面に至っても日本の為に働いた職員を連れ出す。非常に素晴らしいことです。

日本刀について
最近日本刀を鑑定評価希望のお客様が多くなった事はとても良い事です。
ご自分の所有される刀がどのくらいの価値があるかを確かめておくのはご自分にとっても御遺産の相続などで残された人々にとっても良いことなのです。
しかし、とても期待をされておられるにも関わらず評価の出来ない作品に対してどうご返事するべきか戸惑う事が多々あります。その場合私は極力ご自分で保有し定期的の手入れを行う様に指導を致しております。
皆様もご自宅から出て来た刀はどなたかに見てもらい評価を受けるとよいでしょう。そして次の世代に引き続いてもらう為に普段からご自分の刀を子供や奥様に見せてください。貴方の貴重な財産です。大切に保存して下さい。

保存方法について
日本刀の状態を保つ為には手入れを覚えなければなりません。白鞘。又は拵えに入っている場合でもまず刀に向って一礼をして手入れに入って下さい。日本刀は大変鋭利な刃物ですから回りをかたずけて必要な手入れ道具を横に置いてから手入れを行って下さい。

1、 まずティッシュを折り曲げてベンジン又は100%に近いアルコールをまぶします。
それを刀の棟区の背中から切先にかけてまっすぐに拭いていきますと一回ないし2回で油は完全に古い油を取り去る事が出来ます。
2、 茎上部から刀身を裸電球に向けて電球の光が当たる様に鑑賞しますとはっきりと刃紋、映りなどが刀身に見てとれます。
3、 刃中の働きを良く見ますと砂流、金筋、小足、葉などの働きが良く見て取れます。帽子の中を良く見てその状態を鑑賞して下さい。
掃きかけ、刃紋の形態、働き、欠点などを良く見る様にして下さい。
4、 表裏、鑑賞が終了しましたら脱脂綿や市販のコットンを使用して機械油、ミシン油をコットンに染みさせて油を塗り、更に新しいティッシュで余分な油をぬぐってください。
5、その刀を白鞘に平行になる様にして白鞘の入り口に刀身の切っ先を乗せスライドさせて白鞘に入れて下さい。
平行にしませんと刀身の切先が鞘の中で刺さってしまいますので充分に気を付けて下さい。(切先が折れる原因となる)
6、終わりましたら鞘に収まった刀を両手で保持し一礼しましょう。白鞘は刀袋に静かに入れてその刀袋の上部に付いている帯は丁寧に広くしてゆっくりと畳んで下さい。

拵えに入っている刀も同様に丁寧な手入れが必要です。手入れは当然人様によってそれぞれ異なっております。上記は私のやり方ですが、ご自分の最も良いという方法で行ってください。

何故刀身に油を塗るのか?それは刀を錆びさせない為である、これは当然のことです。しかしながらお正月や特別な日には日本刀を手入れすると縁起が良いとされえています
静かにゆったりと日本刀に向かい美濃紙を何度も何度もおりまげて腰をなくした紙で刀身を何度も拭って一点の曇りのない中で刀を鑑賞し、落ち着いて物事を考え、時間が過ぎ去るのを感じるのです。

それはさておき錆を防ぐ為には手入れしかありません。これから丁寧に手入れを行い1000年、2000年と保存し続けて下さい。
なぜ日本刀は数百年前に作られたにも関わらず多くが現存しているのか?
これは大名家では御腰物掛かり、すなわち日本刀を錆びさせない様に常に手入れを行う侍が何人もおりました。その為に日本という気候条件の悪い中で多くの名刀が存在するのです。時代がかわっても私達は先祖が残した日本刀を大切に将来に引き継いでいって下さい。
日本刀は刀工達が良質な玉鋼を苦労しながら制作してその玉鋼を数人の刀工で刀を制作し刃紋を自らの目的で刃作りを行い真っ赤に焼き上げて水に急激に入れ固い鋼を制作しその固い部分が刃紋となるのです。

更に研磨を施し刃紋が見えた段階で茎に制作者の銘をいれた更に研磨を入れて拵えを制作し再度最終的な研磨をほどこすのです。 誰もが相当に神経を使い
祈りつつ出来の優れた作品を制作するのです。時代とともに使用されたり錆びさせたりして刀や脇差しは摩滅していきます。  人間社会も同様ですね。
どうか錆びた欠点のある刀や脇差しでも愛情をそれらの作品に注いでいって下さい。
私も短刀の兼常の在銘を保有しております。刀身は素晴らしい映りが表れておりますが瑕がかなりあり金銭的な価値はあまりないのですが大切に致しております。
私がなくなる時には腹の上に置く様に話しております。どうかどんな品物でも手に入れた以上は大切に保存して下さいね。

コロナの流行する最中どうか充分に気を付けてお過ごし下さい。 まもなく秋がやってまいります。栗ご飯と秋刀魚、土瓶蒸し。
美味しい食べ物を食し近場の温泉にでもいってノンビリして下さい。お年寄りを大切にしましょう。
奥様を労りましょう。ご主人様カレーライスでも作ってあげて下さい。
難しくはありません。具材を切って煮込むだけです。やってみる事です。
お子様には質素、倹約、明るく、困っている人に手を差し伸べる人物になって下さい。自然に触れさせて下さい。そして動機付けを大切に。
それでは皆様御機嫌よう

日本の政治を良くする会 ドンキホーテ 会長 鶴田一成