ご注文番号:23890
短刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 一長運斎綱俊(2代)
明治元年十二月
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は一長運斎綱俊としては上作 にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:19.5センチ
反り:0.0センチ
目釘穴1個
元幅:2.56センチ
重ね:0.75センチ
刀剣重量:180 グラム
時代:明治時代元年12月
体配:やや小ぶりの短刀で表には棒樋をほり裏には二筋樋を彫る。
重ねががっしりとして重ねが厚く生刃が3cmほどある健全な作品です。
地鉄小板目肌良く詰んで精良な地鉄となり無地風の地鉄となる、
刃紋:小沸出来とがり互の目が連なり帽子履き掛けて小丸に返る。
特徴:この短刀は大変珍しく銘には初代銘があ切られております。 明治元年ですから通常は2代銘なのですが初代銘となっており刀剣博物館では2代となっております。 2代銘の珍しい作品です。 明治4年になりますと廃刀令が施行され全ての刀工は日本刀の製作が禁止され全ての刀工は刀の製作ができない状況となりました。
葵美術より一言: この作品の興味ある部分は長雲斎の前に一と文字が切られていることです。二代銘の長雲斎のさいが異なった文字になっております。
*はばき上約1cm上に8mmほどの錆があります。ご納得の上ご注文ください
拵
鞘:橙色に黒で蜻蛉の図柄が描かれている。
鍔:真鍮地に周りに刻みを入れた鍔
小柄;笄;真鍮地に紋様を描く
縁頭:真鍮地に大きな紋様を描く
目貫:真鍮地で丸みを帯びた図柄を高彫りする
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:350,000円