研磨の勉強
私は、はっきり申しますと研磨はできる程の人物ではありません。
しかしながら研磨の費用も高くなり脇差の錆びた作品などは
ほとんどが放置されているにが現状であります。
例えば錆びた脇差などは2万円程度で販売されております。
研磨を行うと5万円程かかり
さらに白鞘やはばきを入れると10万円くらいかかるでしょう。
特に外国に住む人々は錆びた刀をどうしようもなく錆びるに任せる事になります。
今でこそ此の問題に立ち向かわなけれんばどうすることもできません。
そこで私こと黄金バットは立ち向かうこととなりました。
先にふれました様に私は研磨が上手ではありませんし、
現在多くの研磨師が研磨を行う様な体型で研磨をするわけではありません。
通常研磨師は刀を砥石に向けて研磨を進めていきますが
私は無手勝流で行うために砥石を持って
刃に当てて研磨を行う方法を取っております。良い点は座りながらでも研磨が出来ることです。
今までに5人程教えて刀剣博物館での審査に合格させました。
期間は約い年程度で育っていきました。とは言っても私が指示するのは方法のみです。
方法はそれほど難しくはなく一つの工程を完全に終わらせれば
次の段階に入っていきます。砥石を変えて先の砥石の研磨の後を取っていくのです。
あまり減らさない様の1番の荒砥(金剛砥)の研磨が終了したら
伊予砥(備水砥)で荒砥(金剛砥)の倍の時間をかけて研磨をし
3番目の砥石で伊予砥(備水砥)の倍の時間をかけて研磨を行い、
次の研磨で更に倍の時間をかけて最後まで前の砥石の倍を使って研磨をしてください。
用意する物 砥石
1.荒砥(金剛砥)
2.伊予砥(備水砥)
3.改正名倉砥
4.中名倉砥
5.細名倉砥
6.内曇砥
荒砥石(金剛砥)で錆びた部分や欠けた部分を修正する。
伊予砥(備水砥)で荒い砥石の荒い部分をけずる
完全に研磨したなら便水砥石で伊予砥の部分を削る
同様な方法で細かな砥石で前に行った部分を研磨します。
研磨する際には水に洗濯ソーダ。又は洗濯用の洗濯水を水に薄めて表面にぬる。これは瑕がつかなくなる。
そうそう包帯と血液止め。止血などの薬品も置いて置いてください・
日本刀はかなり切れ味が良いですから注意の越したことはありません。
それでは今日は研磨のはじめです。
1年間自分自身で学び刀剣博物館の審査に合格しましょう。よく見ながら学んでください。
時折私が注意をしながら説明をして行きます。最終工程では注意深く爪なども切り周りにはゴミや砥石の粉などは絶対に置かないでください。
さもないと乾いて砥石の粉で多くの疵を刀身につけてしまいます。 頑張りすぎてやりすぎるのも問題があります。
あなたは綺麗な仕事が好きですか? わかりました、大丈夫ですね
研磨は難しくはありませんが芸術を考えて行う場合極めて難しいと言えます。
私が素晴らしく研磨された作品を見るとため息が出てしまいます。とても自分にはできませんがその美しさはよく知っているつもりです、
やがて経験を積んで研磨に打ち込もうと考えた時には研磨師匠に習うと良いでしょう、
研磨は難しくはありませんが芸術を考えて行う場合極めて難しいと言えます。私が素晴らしく研磨された作品を見ると
ため息が出てしまいます。とても自分にはできませんがその美しさはよく知っているつもりです。
やがて経験を積んで研磨に打ち込もうと考えた時には研磨師匠に習うと良いでしょう。
今日は荒砥(金剛砥)についてお知らせします、
この砥石は大変強い研磨力のあるartficcial stoneでできております。
この砥石で錆びた部分と錆びていない部分をできるだけスムースな形を作りながら研磨をして行きます。
この砥石はかなり効果が高いですから慎重の研磨しなければなりません。
特に切っ先の部分と刃の部分など研磨しすぎるととんでもないことに繋がります。
ですから次の研磨を考えながら研磨をしてください。 完全に研磨する必要があります。
さもないと次の研磨砥石でなかなかこの最初に研いだ部分を修復できないからです