ご注文番号: AS25127
刀: 白鞘入り(第64回重要刀剣)
銘: 無銘(左弘行)
中古刀:上作:筑前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(左弘行)としては最上作 にランクされます。
鎺:金着二重
刃長:2尺4寸0分5厘(72.8cm)
反り:6分0厘(1.8cm)
目釘穴:3個
元幅:3.06cm
先幅:2.65cm
重ね:0.42cm
刀剣重量:855g
時代:南北朝時代 正平1346年
体配:大擦上無銘、身幅が広く、反りがやや深くついて大鋒となる。鎬が高く棟に向かって鎬地を削いで重ねが薄い。
地鉄: 板目肌に杢が交じりやや肌立ち、地沸厚く付き、地景が入る。
刃紋:沸出来匂口が深く、のたれに小乱れを交えて足、葉が入り、沸がついて砂流しがかかる。帽子は小丸に返り先掃きかける。
特徴:
左文字は南北朝期の筑前の刀工で一派に安吉や行弘など多くの刀工が活躍した。相州伝風の作風で綺麗な地鉄を製作した。
本作は身幅が広く、鋒が長い豪壮な造り込みで、地刃の働きが横溢な左文字一派の特色がよく現れた見事な品です。
第64回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:3,500,000円