刀:伯耆守平朝臣正幸/寛政七年卯二月

ご注文番号:19238

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)

銘:伯耆守平朝臣正幸  
寛政七年卯二月

新々刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は伯耆守朝臣正幸としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺3寸6分(71.52センチ)
反り:6分(1.82センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.22センチ
先幅:2.33センチ
重ね:0.68センチ
時代:江戸時代 寛政の頃 1796年
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度に付き、切先が延びた堂々とした体配の作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地錵付き、黒味のする地鉄に地景が入る。
鎬地:小板目肌の杢目が混じり地景が入り柾がかる。
刃紋:匂口の深い互の目乱れに尖り互の目乱れが混じり
刃中、砂流、金筋が働く
帽子、のたれて先掃掛となる。

特徴:伯耆守朝臣正幸は正近の門人で姓は伊地知初銘は正良(3代目)
宝暦頃から作品があり寛政元年伯耆守を受領と共に正幸と銘を変える、
作品は文化14年に及び文政2年87歳迄生存する。
志津風相州伝の作風が多く、刃中には「芋蔓」と呼ばれる独特の線があらわれる。
文政二年(1819)に当時としても高齢の八十七歳で没する迄作刀を続けた。
刀剣鍛練の著書をしるし、刀工達を教育したことでは、江戸の水心子正秀と共に並び称される。
本作は体配が良く茎に刻まれた銘から棒樋は生である事がわかり珍しい銘の切り方と言えます。
地金の長い地景や地錵の厚さ、黒味のある地金は薩摩刀の特徴であり
又匂口の深い互の目乱れに尖り互の目乱れは薩摩に元平正幸の特徴を遺憾なく発揮しております。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に梅の大木と花を高彫りし透かす。肥後風
縁頭:素銅地に梅の花を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:変わり塗り鞘
目貫:赤銅地で龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:新々刀伯耆守朝臣正幸は元平と共に薩摩刀の両翼と云われ
数多くに名品を制作する。共に87歳と83歳迄生き抜き天寿を全うした。
作風も同様で荒錵の付いた荒々しい作品が多く
志津風の作品が多く多くの愛刀家の好まれる作品と言えます。
本作は激しく地景が働き刃中には砂流、金筋、湯走が入り薩摩刀の神髄を良く表しております。
又元幅が広く重ね厚く先重ねも同様に広く大切先の豪壮な作品です。
拵えもまずまずで良くあった作品です。
是非御薦めしたい作品です。

時代背景:寛政6年(1794年)浮世絵界に東洲斎写楽が出現し、
わずか10ヶ月の活動のあと姿を消す。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 2,300,000円(消費税、送料共)

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