前回の回答は、
無銘(尻懸)
でした。
特徴:大和五派の中の尻懸派は、則長を事実上の祖として栄えた。則長には文保三年四十八、暦応三年六十九と行年を添えた短刀が現存することから、文永七年の生まれであることが分かり、また下って室町期の後代の作もままあって、同名の継承があったことが知られる。この派の作風は、造込みは筋が高く、幅が広く、鍛えは板目が流れごころで、刃文は直刃基調という大和物に共通の特色を見せているが、刃中に小互の目が目立って連れる手を示す点に個性を残
すことができる。この刀は茎を磨り、後から目釘穴が増やされているが、磨り上げ区送で、太刀と判断するのが妥当である。幅広く、鎬高の造込みは大和物の特徴であり、鍛えは板目が流れ、刃文は直刃に
小互の目がりに交じるなど、大和物の中でも尻懸と極められるべきものである。
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第909回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和8年8月8日)
刃長:68.1センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.19センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.70センチ
刀身重量:715グラム
体配:身幅が広く、重ね厚く鋒は大きく伸びて棒樋が深く、地鉄は柾目派細かく見事な肌目となる。
地鉄:柾目肌よく錬れて地景が入り、強い地鉄となる。特に柾目肌がよく現れ見事な柾目肌となる。
刃紋:刃区付近から大きな互の目乱れとなり、切先にかけてさらにゆったりとした互の目乱れとなる。金筋が働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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