鑑定会:第459回


前回の回答は、
無銘(伝来国俊)でした。

特徴:来国行の子と伝える国俊については所謂二字国俊と
来国俊3字銘のものが同人か否か未だ確固たる定説はありません。 
両者の制作年期を合わせると弘安元年から元亭元年にも及びこの間40年間
一人の刀工の制作期間とは決して無理な年数ではありません。
しかしながら両者の作風には有る程度の差異が認められ豪壮な
姿態に華やかな丁字乱れを得意とする2字国俊と来国俊は尋常もしくは細身の姿態
に上品な直刃を見せるものが多く作風上での区分けは可能であります。又2字國俊には短刀の遺例が唯一
あるのの対して来国俊には多くの作例が存在する。 本作は大摺上無銘ながら地金が抜群に良く鮮明な映り
が表れ刃紋も直刃出来に足、葉が盛んに働き二重刃ごころとなり帽子丸く二重刃が混じり葉が柔らかく入り
焼き詰め風となる。

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第459回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年10月7日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

ヒント
刃長:77.2センチ
反り:3.7センチ
目釘穴:2個
元幅:2.98センチ
先幅:1.92センチ
重ね:0.65センチ
体配:身幅、重ね尋常な反りの深い(3.7cm)優美な
体配をした作品で切先がやや延びて
表裏に棒樋をほる。
地鉄:板目肌よく練れて大板目肌が混じり
地錵が付き地景が入り柾目が混じって地には白気映りが現れる。
刃紋:小錵出来直刃締まり帽子丸く乱れ込む。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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