ご注文番号: F18460
鍔: (特別保存刀装具)
銘:無銘(柳生)
長さ:6.42 cm x 5.75 cm
重ね(耳): 0.60 cm
時代:江戸時代初期頃
重量:117グラム
特徴:太鼓形の鉄鍔に采配法螺貝透図を透かし彫りする。
柳生鍔は尾張柳生の開祖であり尾張藩の剣術指南役、柳生厳包(号は連也斎)が創始立案したといわれる
尾張透鍔の一派で、柳生流の兵法の極意をあらわしていると伝えられ、
本作品のモチーフである独特の力強い鍔はは連也に師事した尾張藩主二代徳川光友が
案出した兵法の極意を図案化したものだといわれる。
又この鍔の制作方法は鍔の地金を重ねて鍛える方法で出来上がっている為に耳は必ず横に筋が入り時には鉄骨が
出てくる場合があります。 無骨な中にホラ貝と軍配とが良く彫られております。なお柳生鍔は柳生連也斎が制作した
やや小振りの作品が多く強い地鉄とやや赤みをさした黒鉄が素晴らしいのです。
飽きの来ない見事な作品ですので是非お求め下さい。
桐箱入
葵美術評価鑑定書
特別保存刀装具