脇差: 作陽幕下士細川正義(特別保存刀剣)

ご注文番号:23385

脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:作陽幕下士細川正義(刻印)
天保四癸巳年十二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は細川正義としては上々作 にランクされます。
研磨済み

鎺:素銅一重
刃長:56.4cm
反り:1.7cm
目釘穴:1個
元幅:2.5cm
先幅:1.7cm
重ね:0.6cm
刀剣重量:405g

時代:江戸時代天保
体配:身幅、重ね尋常で、反り深くつき、切先長めの体配の良い作品。左右に棒樋と添樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく詰んで綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来、丁子乱れに互の目乱れが混じり、帽子乱れこむ。

特徴:新新刀:上上作:武蔵
作陽幕下士細川正義は初代で落合吉助上野国都賀軍鹿沼宿に居住する。寛政6年(1794年)に宇都宮藩に召し抱えられ二人扶持ちを戴くことになった。同9年に名字帯刀袴着用を許され小役人格になったのでこれを機会に本性の細川に改称した。その後江戸に出て水心子正秀に師事した。文化10年家督を次男の正平に譲って隠居する。翌年11年7月2日57歳で亡くなる

葵美術より一言:細川正義は備前伝、そして相州伝にも長けておりその出来は驚く様な作品がございます。
本作は得意の備前伝で丁子乱れを焼いております。 そりのある作品で室町時代の丁子乱れの作家の作品を狙って製作したと考えられます。なお正義のヤスリ目は太く鮮やかであり、1本ずつ丁寧にいれたことがわかる。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術正真作:全身押し形

価格:600,000円(消費税、送料共)

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