脇差:綱広(三代)(特別保存刀剣)

ご注文番号:23391
脇差:拵え入り(特別保存刀剣)

銘: 綱広(三代)

未古刀: 上作: 相模

大名登録 神奈川365号 昭和26年3月8日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。本作の出来は上作にランクされる作品です。

研磨済み
鎺: 銀一重はばき
刃長: 1尺1寸2分(33.94 センチ)
反り: 2分(0.6センチ)
目釘穴: 1個
元幅: 3.11センチ
重ね: 0.68センチ
刀剣重量: 320グラム
時代: 室町時代文禄の頃
体配: 身幅が広く、重ねしっかりとして、三つ宗となり、反り深く付き、平打ちの脇差で、刀身に草の倶利伽羅彫が見事に施されています。
地鉄: 小板目肌よく練れて肌立ち、地沸が良くつく。
刃紋: 沸出来互の目乱れ。古さを感じさせる波紋で、刃中、砂流し、金筋が働く。

特徴: 綱広は室町時代数代にわたりますが、本作はその3代目の作品で、山村宗右衛門尉と称され、鎌倉に住み、のちに津軽藩主によって招かれ、大小300刀を打ち、慶長11年に帰国しました。刃文は乱れ刃、皆焼、直刃など様々なものを作った。彫り物も残っている。寛永15年2月27日に91歳で亡くなりました。

拵:
鍔: 木瓜形の四分一鍔に鳥のいる風景を彫り色絵を施す。
縁頭: 赤銅石目地に鷲と船を描き、銘:元春
鞘: 黒呂色鞘
目貫: 蜘蛛と蜂を容彫る。
小柄: 四分一地に月と鳥を高彫る。

葵美術より一言: 綱広は相州の流れが強く、地鉄は肌立ち、刃文も独特な相州伝を保っています。彫りも上手で、形は三つ棟です。拵えもしっかりとした作品です。是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書: 全身押し形 鶴田文佳

価格:600,000円(消費税、送料共)

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