脇差:月山(保存刀剣)

ご注文番号:15779
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:月山

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重鎺
刃長:57.8センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.46センチ
先幅:2.04センチ
重ね:0.62センチ
刀身重量: 530グラム
時代:室町時代中期頃 1469年
体配:擦り上げ、区送があるが銘は完全に残り、
身幅、重ね尋常に反りが深くつき鋒が伸びごころで体配の良い作品です。
地鉄:綾杉肌が全面に現れ地には映りがはっきりと現れ地沸がよくつく。
刃紋:沸出来直刃、明るく冴えて小足がよく働く。  帽子、丸みを持ちのたれて返る、三作風の帽子となる。

特徴:山形県中部にそびえる1980メートルの葱牛山という山で別名羽黒山、湯殿山とも呼ばれている。
山頂には月山神社があり湯殿山を下ると鍛冶小屋があり遺跡として知られている。
山伏達の修行の場所としても知られている。初期作には月山とは銘を入れず室町時代中期になると月山と銘をいれる様になったと言われております。

拵:
鍔:赤銅魚子地地に紋様を透かし周りに赤銅で巻く。
縁頭:銀地でトンボの図柄を高彫する。
鐺:銀地でトンボの図柄を高彫する
鞘:黒呂色さやに刻みを入れる
目貫:馬に乗る武者を高彫し金で色絵をほどこす
栗型:鉄地に紋様を金で描く

葵美術より一言:月山は古い作品(南北朝時代以前)は通 常銘はいれず。在銘品は室町時代中期頃となります。古月山の在銘品はほとんどなくそれ以前は無銘であったと言われている。本作は在銘であるところから室町時代中期頃と判断されます。しっかりとした作品ですので是非お勧めいたます。なお拵えもぉの月山によくあっております。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:750,000円(消費税、送料共)

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