脇差:川部義八郎藤原正秀(花押)

ご注文番号:17449(委託品)

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(鍔に特別貴重刀装具)

銘:川部義八郎藤原正秀(花押)
文化四年八月日 応金子正恭需造之

新々刀:最上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は川部義八郎藤原正秀としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
登録証番号:東京28135号
交付年月日:昭和26年5月30日
刃長:1尺8寸1分 (54.84センチ)
反り:3分(2.1センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.18センチ
先幅:2.30センチ
重ね:0.76センチ
時代:江戸時代末期 文化4年 1808年
体配:身幅広く3.18cm重ね厚く反り適度に〈付き切先が延びたがっしりとした作品。
地鉄:小板目肌実の良く詰んで地錵がよく付き綺麗な澄んだ美しい地金となる。
刃紋:錵出来刃区より直刃その先匂口の深い互の目乱れ、大互の目乱れ、濤乱刃となり
足が深く匂口柔らかく煙る様な作品となる。

特徴:初代水心子正秀は新々刀の開祖とも言うべき江戸時代後期を代表する刀匠で、
寛延三年(1750)に出羽に生まれた。少年期に野鍛冶に学んだとも
仙台國包に学んだとも言う。後に藩士の紹介で武州川越の宮川吉英に入門した。
安永三年(1774)、明和四年(1767)から弘化二年(1845)の間
山形を支配していた秋元家の抱工となり、名を儀八郎正秀と改め
後に水心子という号も使用する様になった。天明(1781)以降は
江戸にのぼり秋元家中屋敷に住み、備前伝を石堂是一、相州伝を綱広に学んだ。
鎌倉時代の刀剣を目指した復古刀を提唱し研究を重ね、
実用的な刀剣の製作を行い、また出羽の大慶直胤、下野の細川正義をはじめとする
全国から集った百人以上ともいわれる多数の門弟を育成した。
文政二年(1819)に天秀と改名、文政八年(1825)に七十六歳にて没した。
     
時代背景:文化5年(1808年)間宮林蔵が樺太を短剣し間宮海峡を発見した。

拵:
鍔:(特別貴重刀装具)木爪型鉄鍔に芦を鉛で砂張(さはり)
象嵌した間鍔で銘に間と銘を切る
縁頭:赤銅魚子地に鬼瓦を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で文様を高彫りし金の色絵をほどこす。(不明)
小柄:赤銅魚子地に文人達を高彫りし金の色絵をほどこす。 藻唐子一派

葵美術より一言: 水心子正秀は復古刀を念頭により
切れ味の良い作品を模索するなか、実は現在に於いては
本作の如く匂口の深い互の目乱れ、濤乱 刃は最も人気が高いのは皮肉でありますが
鑑賞という点から選択されているのが実態であります。
この様な正秀の助広写しは滅多になく是非御薦めしたい作品であります。
又水心子正秀を有名にしたのは正にこの濤乱刃と云えます。
拵えは木爪型鉄鍔に間と銘がある。間鍔とは現在の三重県亀山市に居住した
鉄砲鍛冶が鉄砲への象嵌を行った。砂張(サハリ)象嵌と云われ
鉛を用いて象嵌をほどこした。素朴な中に味わいの有る作品でかなり珍重されております。
拵えは正秀の作品に良くあっており全体として是非御薦めしたい作品と云えます。

特別保存刀剣
鍔に特別貴重刀装具
葵美術評価鑑定:全身押し形

価格:2,300,000円(消費税、送料共)

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