ご注文番号:AS23434
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 尾崎長門守藤原助隆
享和二年八月日
新々刀:上作:摂津、
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。本作の出来は尾崎長門守藤原助隆としては 上々作に分類されます。
鎺:
刃長: 44.7cm
反り:0.5cm
目釘穴:1個
元幅:2.99cm
先幅:2.45cm
重ね:0.68cm
刀剣重量:430g
時代:江戸時代享和頃(1802)
体配:身幅しっかりと反りやや浅く鋒の伸びた良い姿の脇差
地鉄:小板目肌よく詰んで無地風の地鉄となる。
刃紋:刃区より直刃、その先濤乱刃となる。津田越前守助広のような豪快な刃文です。
葵美術より一言:尾崎助隆は本国は播州で刀匠黒田の弟子であり寛政10年12月に長門守を受領し文化2年53歳で亡くなった。 多くの刀工が津田越前守助広をもして製作をしました。 特に水心子正秀、手柄山正繁、長運歳綱俊、など多くの刀工が津田越前守助の独創的な匂口の深い作品を目掛けて製作をいたしました。刃中の濤乱刃に砂流、金筋が入りかなりよくできております。匂口が深くつき見事な作品といえます。 是非お勧めしたい作品です。
拵え:
鍔:円形の鉄鍔に獅子と牡丹の図
目貫:龍図
縁頭:赤銅魚子地に獅子と牡丹の図を高彫りし金色絵
鞘:黒と朱の鞘
小柄小刀:蝶と牡丹を高彫りし金色絵
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
オークション開始価格:1,200,000円