脇差:上総介藤原兼重/寛文四年十月廿一日山野加右衛門永久(花押) (金象眼)弐ツ胴裁断

ご注文番号:AS18596

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:上総介藤原兼重
寛文四年十月廿一日山野加右衛門永久(花押)
(金象眼)弐ツ胴裁断
                                
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は上総介藤原兼重としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:54.5センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.01センチ
先幅:1.99センチ
重ね:0.65センチ
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅が広く重ねやや厚く反り適度に付き
切先の延びごころのしっかりとした脇差
地鉄:板目肌よく練れて詰み地景が入り
肌目が見て取れる精良な地金となる。
刃紋:錵出来、匂口の深いのたれに互の目乱れが入り
刃中、砂流、金筋が働き帽子丸く返る。

特徴:兼重は武蔵の刀工。寛永の初めに越前より江戸に移住し、
寛永三年(1626)に和泉大掾を受領。のち和泉守に転じた。
藤堂和泉守高虎に仕え上総介に改めたともいう。
初代は万治(1658)のはじめ頃死去し、二代は仙台、
勢州(現在の三重県)阿濃津でも作刀した。
三代は仙台藩主伊達綱村が元禄三年(1703)に上総介となり、
仙台、宇和島、一関などの三藩からの注文には上総守と切らず和泉守と切る。
兼重は切味に優れる良業物で、重要刀剣指定の刀剣もある名工である。
山野加右衛門らの試し銘の入った作が相当数有る。
剣豪として名高い宮本武蔵の愛刀が上総介藤原兼重であったと言われる。
また、刃取りの特徴は虎徹と良く似ており、覇気の有る作風である。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に龍の図柄を高彫りし透かし金の色絵をほどこす。
縁頭:赤銅魚魚子地に龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地に龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:兼重は切味に優れる良業物で、
数多く重要刀剣指定された名工である。
山野加右衛門らの試し銘の入った作が相当数有る。
剣豪として名高い宮本武蔵の愛刀が上総介藤原兼重であったと言われる。
また、刃取りの特徴は虎徹と良く似ており、覇気の有る作風である。
山野勘十郎成久(久英)は試刀家の山野加右衛門永久の晩年の実子
又は養子という。貞享二年(1685)に幕府の試し役となり
貞享年 (1684~1688) 又は元禄七年(1694)迄生存したと言う。
山野加右衛門永久は江戸時代初期の徳川幕府の刀剣御試役で
中川左平太重良の門人。囚人の首 を切る仕事も行い試し斬りの名手
として知られ主に江戸新刀の刀剣に多く裁断銘を残し
長曽根虎徹を初め和泉守兼重、上総介兼重、大和守安定、法城寺正弘等、
の作品に試し切りめ意を入れた作品が多い。
多くの大名家の注文が多くその試し切りの内容を刀の茎に金象嵌銘を入れた。
料金はかなり高かったようです。

葵美術正真鑑定書: 特別保存刀剣
全身押し形

オークション開始価格: 1,400,000円(消費税、送料共)

落札者あり



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