脇差:三善陸奥守藤原長道 (金象嵌/裁断銘)

ご注文番号:19017

脇差:白鞘入り、拵え付き
(保存刀剣:甲種特別貴重刀剣
拵えに甲種特別貴重刀装具:鍔に特別貴重刀装具)

銘:三善陸奥守藤原長道 延宝二甲寅歳八月鍛之(きのえ とら)
(金象嵌)延宝乙卯歳四月二十九日次胴截断之 
十一月八日弐ツ胴切落之
大沼又八郎俊忠試之

新刀:上作:最上大業物:岩代                          
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は三善陸奥守藤原長道としては最上作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:銀一重
刃長:53.4センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.0センチ
先幅:2.23センチ
重ね:0.76センチ
時代:江戸時代寛文 1674年
体配:身幅が広く重ね厚く、反りやや狭く切先が延びた豪壮な体配をした作品
地鉄:小板目肌実に良く練れて地錵が付き美しい地金となる。
刃紋:匂口の深い互の目乱れに丁字乱れが混じり
足良く刃入り刃縁が柔らかく明るく冴えて
刃中には金筋が良く働き景色の多い出来となる。
帽子:虎徹を思わせるくびれて丸く返る。

特徴:長道は陸奥会津藩工である三好長政の長男で通称は藤四郎。
十六歳で父と死別し父の門人長俊の教えを受ける。
当初は道長と称していたが万治二年(1659)二十六歳の時上洛し
陸奥大掾を受領,そのとき口宣案に「三善長道」と誤記してあったので以後それに従った。
虎徹に私淑し、作風が酷似する。会津では会津正宗,会津虎徹とも呼ばれた。
徹底的に追求された切味の良さは殊に有名で、多くの愛刀家の垂涎の的である。
延宝年中に江戸に駐槌,自力作を山野久英に試させ,二ツ胴,三ツ胴の好成績を示した。
山田浅右衛門吉睦がその著書「古今鍛冶備考」において、
自らの試斬の経験から最上大業物十二選の中の一人に選んでいる。
研鑽を重ねた結果、出来の良い物は虎徹を上回り、截断銘のある刀も多い。
貞享二年(1685)五十三歳で没した。
二代長道以下代々藩工として活躍し明治の九代長道に至った。
本作は通常より若干刃紋の匂口が締まりごころで、
強そうな地鉄と相まっていかにも切味が良さそうで迫力が有る。

拵:甲種特別貴重刀装具
家紋一作拵え 丸に林の角字
鍔:楕円形の赤銅鍔に耳を立ち上げ網代風の図柄を彫る。
銘:會藩?松代西  亭九こう(特別貴重刀装具)
陸奥国岩代住し 寛政六申年七月吉辰年
縁:赤銅魚魚子地に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。 
頭:角
鞘:黒呂色鞘。
目貫:赤銅で家紋を高彫りする。
小柄:赤銅魚魚子地に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。
笄:赤銅魚魚子地に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術から一言:本作の三善長道は特に出来が良く
地金は虎徹の如く決めの細かな地金となり
刃紋は錵出来の高低のある匂口の深い互の目乱れに丁字乱れ、
明るく冴えて刃中の働き横溢で砂流、きりっとした金筋が良く働く。
本作には(金象嵌)延宝乙卯歳四月二十九日
次胴截断之 十一月八日弐ツ胴切落之 大沼又八郎俊忠試之 とあり、
切れ味の良さを窺わせる地鉄、明るい刃紋に金筋が働く
最上級の地金と刃紋を有する。
是非御薦めしたい作品です。

保存刀剣:甲種特別貴重刀剣
拵えに甲種特別貴重刀装具:鍔に特別貴重刀装具
葵美術正真鑑定書:全身押し形

価格: 2,000,000円(消費税、送料共)

商談中 HOLD




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