ご注文番号:22450
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:(菊紋)大法師法橋来栄泉 和泉守藤原来金道
延宝八年二月吉日貞
新刀:上作:業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は (菊紋)大法師法橋来栄泉としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀二重鎺
刃長:56.3センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.35 センチ
先幅:2.25 センチ
重ね:0.74 センチ
刀剣重量:610グラム
時代:江戸時代慶安の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが浅く切先の伸びた作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な地鉄となる。
刃紋:刃区より直刃、その先匂口の深い互の目乱れとなり濤乱刃に近い互の目乱れに匂いが深くつく. 帽子丸く返る。
特徴:大変珍しい銘で二代銘の大法師法橋来栄泉でその隣に和泉守藤原来金道と入れる。
また延宝八年二月吉日貞と年季を入れるが貞の文字がなぜ入れたのか不明なところがあります。
葵美術より一言:匂口の深い見事な刃紋を焼いております。
2つの銘は同一人物のものであるのか、もしくはこの刀が合作刀なのかは不明です。
さらに裏年記の最後の貞が何を意味するのかも不明で現在調べておりますが、いずれにせよ珍しい作品です。
※研磨ご希望の方には別途45,000円で承ります。
葵美術鑑定書
特別保存刀剣
全身押し形 鶴田文佳